珍々軒(ちんちんけん)@東京都台東区上野・上野駅
この日は「旅せよ平日!JR東日本たびキュン早割パス」を使って、某ラーメン職人と東京鯨飲少食ツアーへ。秋田新幹線の連結の不具合により、秋田駅→上野駅に直接は行けなくなりましたが、盛岡駅ではやぶさに乗り換えてデッキでの立ち移動を選択して強行突破。
とは言っても平日の始発なのもあってか、全く混雑はしていなかったので余裕で缶チューハイを飲みながら迎えました。なので朝8:00頃には既に酔っ払い状態。上野駅に到着した10:00チョイ前にはテロンテロンになってました(笑)
まず1軒目はアメ横にあるこちらへ。調べると創業年が「昭和23年」「昭和26年」「昭和37年」と3説あるようですが、店のInstagramに「戦後上野駅前で屋台のラーメン屋から始めたお店です」とあるので、「昭和37年」ではないようですが、確実に創業70年オーダーの老舗である事は間違いないです!
珍々軒(ちんちんけん)のローカルルールなど店の特徴
戦後・昭和20年代に上野の屋台から始めた創業70年オーバーの老舗町中華。
店舗情報はX(Twitter)・Instagramで発信。
予約表はないので満席時はそのまま行列に接続。
添え付けのメニューを見て口頭でオーダー。
季節限定メニューの提供あり。
テイクアウトメニューあり。
支払いは現金のみ対応。
珍々軒(ちんちんけん)のメニューなど
ここはウーロンハイで乾杯♪
珍々軒(ちんちんけん)のからし和え&炒飯&餃子
まずはお通しのキュウリの漬け物をパクリ!
からし和え 300円
刻みチャーシューをキュウリと合わせて辛子で味付けした和え物。これは酒が進みます♪
炒飯 850円
チャーハンは刻みチャーシュー、溶き卵、ネギが具材になったシンプルな構成で、適度にパラッと感はありつつもふっくらしていて油分量は少なめな仕上がり。デフォルトで中華スープがセットになっています♪
味は中華スープの由来の出汁の旨みを吸った米を溶き卵でコーティングしていて甘みがあり、そこに絶妙な塩梅で塩気を効かせた味のバランスが素晴らしいです。これは卵が美味しい最強しっとりチャーハン!
餃子 850円
ギョーザは一皿5個と少し高めな価格設定ながら、1個の大きさが一般的な餃子よりも大きめでなかなかのボリューム。厚めの皮がモチモチで焼き目はパリッとした焼き加減もバッチリ。
餡はキャベツ多めで香味野菜の風味もふわりと香る野菜の存在感がキラリと光りますが、挽き肉の旨みも感じられるジューシーな美味しさ。パンチがあるタイプというよりは、野菜のナチュラルな甘さと旨み優位な美味しい餃子で、酒の肴としては最高です♪
他に飲んだ酒はお茶ハイなど。〆はもちろんラーメンです!
珍々軒(ちんちんけん)の湯麺(タンメン)
湯麺(タンメン) 900円
スープは鶏ガラ、豚骨などの動物系主体+香味野菜と思わられる清湯ベースの塩味で、そこに炒めた豚肉や野菜を合わせて一緒に煮込んだベーシックなタンメン。訪問時のオーダー率が高かった人気メニューです。
程よい鶏ガラ、豚骨などの動物系のダシ感がありつつ、香味野菜の風味もふわりと感じるシンプルな中華スープで、旨み&塩分を効果的に効かせたショッパ旨な塩梅♪
具材の豚肉の旨味や野菜のナチュラルな甘みもスープに溶け込んでいてコクがあり、油分量は少なめなあっさりとした仕上がり。なので着丼すると湯気がもくもくと立ち込めます。
店がガード下にあるので、電車のガタガタ音のBGMがまたいいツマミになり、ラーメンの美味しさをグッと押し上げます。ケミカルな美味しさが舌に残る正義のタンメンといった、メリハリのある逸品です!
麺は中細ウェーブ麺で程よい歯応えがありスル・パツな食感。パリッと硬めに茹でられた中華麺です♪
具は豚肉、ニンジン、 キャベツ、ニラ、タマネギ、モヤシ。野菜は全体的にはシャキッとした火入れですが、ところどころにクタ感もある巧妙な炒め具合!
旨い!(b^ー°)
ごちそうさまでした🍜
珍々軒(ちんちんけん)の店舗情報やアクセス
電話:03-3832-3988
住所:東京都台東区上野6-12-2
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
営業時間
月〜土 10:00~23:00
日曜日 10:00~20:00
席数:24席
カウンター×6
4名掛けテーブル×3
6名掛けテーブル×1
駐車場:なし
最寄りの交通機関など
上野駅不忍口から160m
バス停→上野公園山下から120m