こんどう食堂(お食事処 こんどう)@秋田県秋田市土崎中央
この日は茹だるような暑さの中、ふとざる中華な気分になった所でとある店のメニューを思い出す。それは秋田市土崎にある老舗・こんどう食堂の「ざる中華」で、4年半前に訪問した時に「もり中華」をオーダーしたら、どうみても「ざる中華」なものが提供されたのに、メニューには別で「ざる中華」があったので、その違いがメチャクチャ気になっていた次第。
今回久しぶりに訪問してみたら、価格や構成も含めてメニューは改正されていた訳ですが、「もり中華」がラインナップからなくなっていて、「ざる中華」は残っているという状況でした。自分としては目的の「ざる中華」さえ食べれれば問題ないので早速オーダーしてみたら、その衝撃の事実に全俺が笑った(笑)
こんどう食堂のローカルルールなど店の特徴
1921年(大将10年)に製麺所として創業。
創業者が山形県で製麺技術を学んで開業した後にうどん屋としても営業を開始。
甘じょっぱく煮たイナリに蕎麦を詰めた「招福与次郎 そばいなり」と蕎麦粉をたっぷり使用しただんごを餡子で包んだ「そばだんご」が名物。
通常メニューで10:00から営業のプチ朝ラー店。
店舗情報はInstagramで発信。
壁貼り&添え付けのメニューを見て口頭でオーダー。
食事オーダーでコーヒーを110円で提供のサービスあり。
限定メニューの提供あり。
漫画&テレビが設置されてます。
子供用イスが完備されているのでお子様連れでも安心。
テイクアウトメニューあり。
支払いは現金のみ対応。
こんどう食堂のメニューなど
前回記事(もり中華&チャーハン)はこちら
こんどう食堂・訪問3回目
こんどう食堂のざる中華
ざる中華 800円
つけ汁はカツオ節、昆布などの魚介乾物系主体と思われる醤油味で、うどん屋として創業した老舗食堂らしい完全に麺つゆな感じの和風テイストな冷製スープ。この時点ではベーシックなざる中華が着丼しただけなので、とりあえず食べてみる事に。
まずは薬味なしで麺を浸けて食べると、カツオ節、昆布などの魚介乾物系の風味がしっかりと効いた純粋に美味しい和風出汁で、醤油の角が取れたマイルドで濃いめなカエシの塩梅も絶妙なコクのある味わい♪
途中から別皿にて提供の薬味を投入すれば、ネギの爽快な香味に加えて、おろしワサビのツーンとした辛味が効いた王道な「ざる中華」といった佇まい。麺にトッピングされた刻み海苔の磯風味も心地よい味のアクセントに。
途中から別皿で提供の生卵を溶いて、しっかりとつけダレに麺をくぐらせてから、すき焼きのように生卵にディップすれば、魚介乾物系のダシ感は緩和されますが、カエシの塩気を卵黄が包み込んだまろやかな味加減に。正に自分がこの時に求めていたざる中華な感じだったので、大満足であっという間に完食です!
麺は中細縮れ麺で程よいコシがありスル・プチでな食感。
冷水で〆たちょいクキな歯応えの自家製中華麺で、生卵に浸けるとトゥルンと滑らかに啜れます♪
具は薬味のネギ、おろしワサビ、生卵、麺に盛り付けられた刻み海苔。
ここで前回食べた「もり中華」との違いが全く分からず、前回撮影した画像を確認して比べてみると、刻み海苔と生卵がついてませんでした(笑)
あと麺が盛り付けてある器も長方形から円形に変わっていたので、これにて4年半越しの疑問は円満解決。お後がよろしいようで(笑)
ごちそうさまでした🍜
こんどう食堂(お食事処 こんどう)の店舗情報やアクセス
電話:018-845-1212
住所:秋田県秋田市土崎港中央4-5-50
定休日:日曜日
営業時間
10:00~18:30
※祝日は昼営業10:00〜14:00頃のみ
席数:20席+2階に座敷あり
2名掛けテーブル×2
4名掛けテーブル×4
駐車場:6台(店舗に向かって右脇)
最寄りの交通機関など
JR土崎駅から750m
バス停→土崎幼稚園前から150m