石孫本店@秋田県湯沢市岩崎
秋田が誇る老舗醸造所・石孫本店が蔵内の一部をリニューアルした上に、土曜限定1日30食とは言えラーメンの提供を開始したという事で早速行って来ました。しかも佐藤養悦本舗の稲庭中華麺を使う稲庭中華そばとなればテンションが上がらずにはいられない訳です♪
石孫本店は昨年5月に自作ラーメン研究会のメンバーと蔵見学させてもらい、自分もこだわりの手造り味噌のファンになっていて、ちょうど自宅の味噌が無くなったのでタイミングもバッチリ。30食限定なので開店時間に合わせて行きシャッター長をゲットしました!
石孫本店のローカルルールなど店の特徴
1855年(安政二年)に創業。
創業以来の手造り仕込みで麦炒り釜の燃料は石炭という日本で唯一無二の醸造元。
2020年6月21日に居間を改装して6月27日から土曜限定1日30食で石孫ラーメンを提供開始。
秋田県のご当地グルメである「稲庭中華そば(石孫ラーメン)」の提供店。
店舗情報はホームページ・Twitter・Facebookページ・Instagramで発信。
案内付きで手造り作業の味噌・醤油の醸造工程の様子が見れる蔵見学ツアーあり(1人1000円で要予約)
店頭&壁貼りのメニューを見て口頭でオーダー。
蔵内に入って左側にあるレジで先に注文・支払いをする前金制。
飲食エリアの脇にあるワークショップスペースで味噌・醤油を直接購入出来ます。
キャッシュレス決済(クレジットカード)可能。
石孫本店のメニューなど
前回記事(自作ラーメン研究会メンバーと蔵見学)はこちら
石孫本店・見学訪問記事
石孫本店の石孫ラーメン(稲庭中華そば)
石孫ラーメン 650円
スープは豚などの動物系主体と思われる清湯ベースの醤油味で、そこにラーメンを提供する石孫本店の天然醸造醤油「百寿」を使った醤油ダレと、地元・湯沢の佐藤養悦本舗の麺を合わせた稲庭ラーメン。
程よい動物系のダシ感の下支えがありつつ、チャーシューの漬けダレを加えて豚の旨味を重ねた印象のしっかりとした味わいで、百寿の醤油風味もキッチリと主張する老舗の醸造所らしい味の設計♪
それ故にネギの香味や刻み海苔の磯風味のアクセントもバッチリ決まっていて、油分量は必要最小限に留めた印象のあっさりとした飲み口。水菜のシャキシャキ感も爽やかさを演出しています。
全体的には万人向けな醤油ラーメンだと思いますが、何と言っても江戸時代から今に至るまで手造りにこだわってきた老舗醸造所の得も言われぬ雰囲気と、蔵内を漂う味噌・醤油の香ばしい風味が腹ペコ状態の調味料となった、蔵元ならではの逸品です!
麺は地元湯沢の佐藤養悦本舗謹製の稲庭中華干麺でツル・ムチな食感。スルスルと啜れる麺肌が滑らかな麺で、やや短めなところは好みが分かれるかもしれませんが、新たに稲庭中華麺を食べる店舗が増えたこと自体が朗報♪
具はチャーシュー、ネギ、水菜、刻み海苔。2枚で丼の表面を覆い尽くす大判なチャーシューはもっちりとした食感で、百寿の風味も適度に染み込んでいてメチャ旨!
麺完食後に添えられた胡椒をパラリと投入してスパイシーに味変♪
旨い!(b^ー°)
ごちそうさまでした🍜
石孫本店の店舗情報やアクセス
電話:0183-73-2901
住所:秋田県湯沢市岩崎字岩崎162
定休日:第2土曜日
営業時間
平日 10:00〜16:30
土日祝 10:00〜16:00
※ラーメンの提供は土曜限定11:00〜14:00で1日30食のみ
席数:14席
2名掛けテーブル×1
4名掛けテーブル×1
8名掛けテーブル×1
駐車場:11台以上(店舗前の道路を挟んで向かい側のコンクリートスペースに3台位、店舗裏に8台位)
最寄りの交通機関など
下湯沢駅から1020m
バス停→岩崎から300m