中華そば処 琴平荘@山形県鶴岡市三瀬己
フラッと山形県の庄内地方へ食べ歩き。まずは番号カードをもらうために鶴岡市の「中華そば処 琴平荘」へ。2024年10月1日〜2025年月31日の第23期シーズンも終盤となり慌てて突撃して来ました。
9:20に到着で番号カード69番というなかなかの数字をゲット。50番代なら嬉しいなと鷹を括っていましたが、その人気ぶりをまざまざと見せつけられる結果となりました(笑)
ならばと周辺を散策したり、庄内観光物産館などで晩酌の肴を買ったりと時間を潰して、まずは「ながせラーメン」へ訪問。気持ちに余裕が出来たところで12:35に琴平荘へ戻り確認した番号が55番。
車内で待機してから20分後の12:55に再度確認しに行った時が番号カード59番。もうそろそろだなと思い館内待ちに切り替えて、最終的に呼ばれて着席したのが13:25で13:40に着丼という流れでした。アナウンスを聞いていると前回訪問時も同じでしたが、カードをもらったのに戻って来ない人が結構いて、2〜3番はザラに飛ばされてました。なので、特に遅い時間帯になると日によって予想時間とはズレが大きくなるので注意が必要かと。
中華そば処 琴平荘の入店システムについて
・発券待ちは店前に並んだ順番から取るのが店のルール(早く到着しても車内待機している場合は並んだ時点での順番になります)
・朝8時にカーテンと鍵が空いて発券機を玄関に出します。
・番号カードは人数に関わらず1グループで1枚取ります。
・番号カードを取っても入店は出来ないので車あるいは外で待つ。
・10時30分頃に入店可能になり発券機は大広間に移動するので以降は大広間まで入店し番号カードを取る。
・番号カードを持っての外出は可能ですが番号が呼ばれる時間前に必ず再来店する。
・館内で待っている最後のお客さんのラーメンをつくり次第営業を終了。
中華そば処 琴平荘のローカルルールなど店の特徴
1965年に「旅館 琴平荘」として創業。
旅館の閑散期である冬期の集客を目的として、2002年11月から「中華そば処 琴平荘」の営業を開始。
「中華そば 琴平荘」としては2024年10月1日~2025年5月31日が第23期の営業。
以前は6月~9月に「旅館 琴平荘」として営業してましたが、第17期を節目に旅館業は閉業して10月1日〜5月31日の「中華そば処 琴平荘」のみに専念。
出汁素材の飛び魚の焼き干しや天日干しのスルメイカは生の材料を仕入れて作成した自家製。
元旅館なのでオープンしたら外待ちの必要はなし。
中広間にはテレビも設置されてます。
壁貼り&添え付けのメニューを見て口頭でオーダー。
土日祝の基本麺メニューは、醤油味の中華そばの「あっさり」「こってり」のみ。メニューにありませんが中間の「おまかせ」もオーダー可能。
以前は平日限定だった中華そば(塩)は2017年10月1日~の第16期シーズンから土曜日も提供開始。
2015年10月1日~の第15期シーズンから提供していま味噌そばは2024年5月をもって提供終了。
火曜日と金曜日のみ大盛りサービスデーとして普通盛り料金で各種中華そばとチャーシュー麺を提供。
麺量は並盛→240g・大盛→360g。
替え玉の麺量は1玉→240g・半玉→120g。
仕込みの水は「ACM πウォーター」を使用。
フル座敷の元旅館なのでお子様連れでも安心。
テイクアウトメニューあり。
支払いは現金のみで厨房側のサービスカウンター前にある自動支払機にて対応。
中華そば処 琴平荘のメニューなど
前回記事(中華そば あっさり&こってり&中華そば塩)はこちら
中華そば処 琴平荘・訪問32回目
中華そば処 琴平荘の中華そば(あっさり)
中華そば(あっさり) 950円
味付玉子 130円
スープは丸鶏、豚の肩バラ肉などの動物系+自家製の飛び魚の焼き干し、節などの魚介系と思われる清湯ベースの醤油味で、そこに縮れがランダムで表面が凸凹な自家製多加水麺を合わせた中華そば。選べる油分量はあっさりを選択して味付玉子をトッピングしてみました。
しっかりとした丸鶏、豚の肩バラ肉などの動物系出汁に加えて、飛び魚の焼き干し、節などの魚介系の風味もキッチリと感じる芳醇なダシ感のダブルスープで、サラリと浮いたラード&鶏油ブレンドの香味油でさり気なくコクを加えているイメージ♪
合わせるタレの醤油感はありつつもふくよかさも兼ね備えた絶妙な塩梅で、適度にキレの良さも感じるスッキリとした後味。自分はどちらかと言えばあっさりが好みですが、ネギの爽快な香味や海苔の磯風味の相性の良さが素晴らしいです。
第23期シーズンの中華そば(あっさり)の全体的な印象は、動物系&魚介系のバランス型な構成ながら少し魚介系優位な感じで、時間の経過と共に尻上がり的に美味しさを増す丼内進化も垣間見れる逸品でした!
麺は自家製の中太縮れ麺でスル・モチな食感。琴平荘基準で言うと少し細め&やや短めな印象でしたが、スープの絡み具合は相変わらずバッチリです♪
具は肩バラ肉チャーシュー、メンマ、ネギ、味付玉子、海苔。肩バラ肉チャーシューの美味しさは言わずもがなで、別皿で提供の味付玉子も黄身がちょいトロで美味!
中華そば処 琴平荘の肉抜き中華(こってり)
肉抜き中華(こってり) 950円
海苔(4枚) 130円
スープは同じく丸鶏、豚の肩バラ肉などの動物系+自家製の飛び魚の焼き干し、節などの魚介系と思われる清湯ベースの醤油味で、そこに多めの香味油を加えたこってり仕様の中華そば。こちらには海苔を追加トッピングしてみました。
しっかりとした丸鶏、豚の肩バラ肉などの動物系出汁に加えて、飛び魚の焼き干し、節などの魚介系の風味もキッチリと感じるダシ感豊かなダブルスープで、表面に多めに浮いたラード&鶏油ミックスな香味油によるコクが動物系の旨味をグッと底上げしています♪
合わせる醤油ダレは旨みの強さに合わせてキッチリ加えていますが、出汁×油分×塩味(えんみ)のバランスの良さは正に黄金比で、別皿で提供の海苔にスープを染み込ませて麺を巻いて食べれば、至福の時間が訪れたます。
毎シーズン「あっさり」と「こってり」の食べ比べをしていて、どちらも美味しい大前提はありつつもどっちが好みかは認識していましたが、今シーズンは「あっさり」と「こってり」が正に均衡した絶妙な美味しさ。まだチャンスはありますが、塩中華そばもメチャクチャ食べてみたくなりました!
麺は自家製の中太縮れ麺でスル・モチな食感。香味油のコーティング効果でスープの絡み具合は上々です♪
具は肩バラ肉チャーシュー、メンマ、ネギ、海苔。もしかしたら海苔のトッピングは初だったかもですが、風味良好な海苔とスープの相性の良さにしびれました!
ちなみに会計を済ませた時間が13:55でその時の番号カードは80番だったのでご参考まで♪
絶品!(b^ー°)
ごちそうさまでした🍜
中華そば処 琴平荘の店舗情報やアクセス
電話:0235-73-3230
住所:山形県鶴岡市三瀬己381-46
定休日:木曜日(祝祭日の場合は営業)
営業時間
11:00~14:00
※10/1~5/31の期間限定営業
席数:48席
4名掛け座敷テーブル×12
駐車場:50台(店舗敷地周辺)
最寄りの交通機関など
JR三瀬駅から1270m
バス停→三瀬から320m