中華東来順＠新潟県新潟市中央区沼垂東にて麻婆湯麺＆インドカリーをオーダー！新潟ご当地ラーメンにも数えられる麻婆麺の原種系譜の一杯と激旨スパイスカレー♪

中華東来順(トンライジュン)@新潟県新潟市中央区沼垂東

とある宴に絡めて新潟県食べ歩き。喜びラーメン小太喜屋からの〜カネサ食堂(かねさ食堂)からの〜天龍軒からの〜牡蠣と昆布のらー麺専門店MANNISH(マニッシュ)からの〜おでん処じゅんちゃん西堀店→ラーメン捨番→喜ぐちをハシゴ酒で新潟古町ナイトを堪能からの〜ラーメン6杯目は新潟市にあるこちらへ。10:50に到着で外には既に10名ほどの並びがありましたが、何とか1回転目に滑り込みました！

前日のラーメン談義の中で話題になったのは新潟ご当地・麻婆麺の事で、諸説ある元祖の中で1967年に創業〜2004年に惜しまれつつも閉店した「広東飯店」の系譜の店がいくつかあり、それらの店で継承されている麻婆麺は一般的に提供されている辛い麻婆豆腐を合わせたものではなく、辛くない肉豆腐タイプとの事で、居ても立っても居られず訪問した次第♪

なので、広東飯店が元祖であるとすると、その味を継承して今でも同じタイプの麻婆麺を提供しているのは、こちらの東来順と三条市にある華園の2店で、五泉市の鳳龍飯店は昨年6月に閉店したようです。今回伺った東来順のメニューは9種類あるラーメン類＋炒飯、中華丼、天津飯、麻婆飯、本場インドカリーというラインナップ。今回は麻婆湯麺とミニインドカリーをオーダーしてみました！

中華東来順(トンライジュン)のローカルルールなど店の特徴

1987年(昭和62年)に創業。

店舗は新潟県新潟市中央区古町から現店舗へ2002年に移転オープン。

店主さんは1967年に創業〜2004年に閉店した新潟県新潟市中央区にあった「広東飯店」で修行した後に独立開業。

予約表はないので満席時はそのまま行列に接続。

店内に4名分の待ち合い席あり。

壁貼り＆添え付けのメニューを見て口頭でオーダー。

限定メニューの提供あり。

テレビが設置されてます。

子供用イスが完備されているのでお子様連れでも安心。

中華東来順(トンライジュン)のメニューなど

中華東来順(トンライジュン)の麻婆湯麺(肉と豆腐入りそば)

麻婆湯麺(肉と豆腐入りそば) 700円
ミニインドカリー 480円

スープは鶏ガラ、豚などの動物系主体と思われる清湯ベースの醤油味で、そこにほとんど辛味なしの挽き肉入り餡掛け豆腐を合わせた麻婆麺。今となっては新潟八大麺にも数えられるくらい広がりを見せるご当地ラーメンです。

まずは混ぜずにスープを飲むと、程よい鶏ガラ、豚などの動物系のダシ感がありつつ、ふんわりと胡麻油の香ばしい風味やニンニク、生姜などの香味野菜も感じる中華料理店らしい味付け♪

途中からガッツリ混ぜれば甘めな味わいの麻婆餡とスッキリとした淡麗の醤油スープが相まって、絶妙なバランスの中華テイストを形成。辛いタイプの麻婆豆腐ではないですが、味を軽く締める程度に唐辛子を加えています。

挽き肉由来の旨みもスープに馴染んでいて、時間の経過と共に麻婆豆腐と醤油スープに一体感が増す味の移ろいもいい感じ。辛い麻婆豆腐は1970年代に、四川省出身の料理人である陳建民氏が伝えたとされるのが通説なので、1967年に創業の広東飯店ルーツな「肉と豆腐入そば」が新潟麻婆麺の元祖とされるのは、時系列的にもピッタリな気がします！