土井食堂(土井冷菓)＠秋田県にかほ市象潟町
とある飲み会の場で、某ラーメン女子から課されたた宿題を果たす為、さっそく訪問してみたのはこちら。由利本荘・にかほ地区はまだまだ回り切れてないとは言え、完全にノーマークの店だったので楽しみにしてました♪
店は内暖簾スタイルな上に「土井冷菓 アイスクリーム」と看板が出ているだけなので、事前情報がないと入るのにいささか勇気が必要ですが、しっかり予習をして来たのでノープロブレム。でも少しドキドキ(笑)
店内に入るとお店の名物である「アイスクリーン」の表記はいくつかあるものの、食堂のメニューらしきものが見当たりませんでしたが、よくよくカウンターの脇を見るとメニューを発見。
中華そば、みそラーメン、焼きそば、季節限定等の麺類に、カツ丼、親子丼、玉子丼、チャーハンが揃う、絞り込まれたメニュー構成ながら、堂々たる食堂なラインナップ。今回は中華そば＆チャーハンをオーダーしてみした！
土井食堂(土井冷菓)のローカルルールなど店の特徴
昭和20年代後半から30年代に自転車の後ろにアイスキャンデーを入れた箱を乗せ、町から山の集落まで売りに歩いたのが店の始まり。
現在は同じ場所で冷菓店と食堂を営業。
シャーベット状の氷にシロップが掛かった氷菓子「アイスクリーン」が名物。
レジカウンター左脇にあるメニューを見て口頭でオーダー。
季節限定メニューの提供あり。
出前もやってます。
雑誌＆テレビが設置されてます。
子供用イスが完備されているのでお子様連れでも安心。
土井食堂(土井冷菓)のメニューなど
土井食堂(土井冷菓)の中華そば＆チャーハン
中華そば 450円
チャーハン 600円
スープはカツオ節、昆布、椎茸などの魚介乾物系主体と思われる清湯ベースの醤油味で、にかほ市象潟町のソウルフード的なアイス「アイスクリーン」が名物の「土井冷菓」が、同店舗内で「土井食堂」の名前で営業している店のシンプルな中華そば。
ほとんど油分が浮いていない湯気モクモクなスープは、味として前面に出ているのはアグレッシブに主張するカツオ節の風味で、昆布、椎茸などの乾物系が旨みをアシストしているイメージ♪
醤油ダレはビシッと強めに合わせたキレのある味わいで、カエシ由来なのか動物系のニュアンスもフンワリ。全体的には蕎麦つゆのような純和風テイストで、とても万人受けしそうな味の設計だと思います。
後半は塩気の輪郭がクッキリになりやや塩味(えんみ)が強めな印象で、ほんのり大人ビターな後味も面白いです。今まで自分が食べた中では、湯気モクモクなビジュアルも相まって、岩手県山田町の老舗・藤七屋の中華そばに雰囲気が近いかも。以外と秋田では遭遇しないタイプのあっさり中華そばです！
麺は中細縮れ麺でスルスル・プチプチな食感。スープにマッチしたシンプルな中華麺です♪
具はチャーシュー、メンマ、ネギ、ゆで玉子、ワカメ。チャーシューはミシッと程よい歯応えのあるタイプで、半割ゆで玉子のトッピングに何ともホッコリ！
途中から添え付けの唐辛子をパラリと投入してピリ辛に味変♪
チャーハンは刻んだチャーシュー、ネギ、溶き卵、エビ、グリーンピース、コーンなどが具材になったシットリとした炒め具合で、味噌汁とサラダがセットになった一品。
味付けがかなりシンプルな上に、ミックスベジタブル使用の具材も相まって、どちらかと言えばピラフのような雰囲気も漂わせています。
こんもり盛り付けられて程よいボリュームもあり、しっかり目な味付けの刻みチャーシューの旨みや、プチッと弾けるコーンの甘味、ニンジンやグリーンピースの香味など、ミックスベジタブル等の具材を巧みに駆使しています！
旨い!(b^ー°)
ごちそうさまでした🍜
土井食堂(土井冷菓)の店舗情報やアクセス
電話：0184-43-2529
住所：秋田県にかほ市象潟町字4塩越198-4
定休日：不定休(ほぼ無休)
営業時間
11:00～18:00
※状況によっては早仕舞いの場合あり
席数：12席
6名掛けテーブル×2
駐車場：なし
最寄りの交通機関など
象潟駅から380ｍ
バス停→象潟新町から130ｍ
