つばくら食堂@秋田県横手市
今回はこちらにある「マーボラーメン」がどんなメニューか検証する意味合いもあり、約4年ぶりの訪問となりました。
秋田県横手市には炒めた挽き肉などの具材に豆腐を合わせた、いわゆる中華料理の麻婆豆腐をトッピングしたラーメンではなく、肉や野菜を餡掛け仕立てにしたものに豆腐も入った「マーボラーメン」というメニューが存在していて、現在も数店舗で提供しています。
自分が知る限りの提供店は「味の店 まるいし食堂」「池田屋食堂」「麺ならおまかせ 福龍」で、同増田町の「中華料理 紅龍」には麻婆豆腐がのっかった一般的なスタイルの「マーボラーメン」が存在。こちらは果たしてどっちのスタイルなのか?
つばくら食堂のローカルルールなど店の特徴
明治初期に茶屋として創業。
1958年に食堂として営業開始。
壁貼り&添え付けのメニューを見て口頭でオーダー。
水曜日はラーメン類&焼きそばのみ大盛無料。
半ラーメン+ジュースがセットになった「お子様ラーメン 480円」があります。
漫画&テレビが設置されてます。
小上がりテーブルがあるのでお子様連れでも安心。
つばくら食堂のメニューなど
つばくら食堂のマーボラーメン
マーボラーメン 660円
スープはスープは鶏、豚などの動物系+魚介系、野菜などを合わせたレギュラーの中華そばをベーに、豆腐や野菜などの具材を加えて片栗粉でトロミつけ、餡掛け仕立てにした一杯。
程よいダシ感のある醤油清湯に牡蠣油、ゴマ油などの調味料を加えたと思われる甘じょっぱい熱々餡掛けで、フンワリとした酸味もあり後味はピリ辛な中華料理的な味付け♪
具材の挽き肉などの旨み&野菜の甘味も程よく抽出されていて、旨み&塩分が脇を固める秋田県民好みの親しみやすい味のバランス。
時間の経過と共にトロミの粘度が緩和され、食べやすくなると同時に味の輪郭がクッキリに変化します。これは正に横手プチご当地ラーメンである「マーボラーメン」のスタイルでした!
麺は細縮れ麺でチョイ柔ムッチリな食感。豆腐餡掛けスープに馴染んで後半はニュル柔な口当たりに。スープの絡みがハンパないです♪
具は挽き肉、豆腐、メンマ、ニンジン、キャベツ、モヤシ、タマネギ、コーン、ワカメ、ナルトなど。具沢山な上に餡掛け仕立てなので食べ応えがあります!
途中から添え付けの七味唐辛子を投入して辛めに味変♪
壁貼りメニューでは「マーボラーメン」なのに、添え付けのメニューは「マーボーラーメン」という表記が悩ましいですが、横手ご当地スタイルである事を確認しました!
ごちそうさまでした🍜
つばくら食堂の店舗情報やアクセス
電話:0182-45-3772
住所:秋田県横手市増田町増田字関ノ口12
定休日:月曜日
営業時間
11:00~14:00
17:00~23:00
席数:20席
カウンター×4
4名掛けテーブル×2
4名掛け小上がりテーブル×2
駐車場:3台位(店舗前)
最寄りの交通機関など
十文字駅から3240m
バス停→上町から130m