中華そば 琴の(こんの)@山形県鶴岡市羽黒町黒瀬
昼12:00チョイ過ぎに到着で外待ち20名ほどの行列が。庄内を代表する人気店なので当然と言えば当然ですが、この日は開店6周年の限定メニューも提供しているので、やはりファンは集結しますよね〜。どうやら前日には様子のおかしい方々が来店していたようなので、危うく現行犯逮捕される所でした(笑)
もちろんオーダーしたのは自分も大好きで何回も訪問している養鶏場直営の焼き鳥店・ととことコラボした限定ラーメンである「特製愛と絆をとりもつ中華そば」と「三井農場庄内鴨ローストの油そば」で、もちろんここでは必食のニグめしも追加です!
中華そば 琴ののローカルルールなど店の特徴
2015年6月25日に創業。
山形県鶴岡市三瀬のレジェンド店「中華そば処 琴平荘」で修行した店主さんが開業。
店舗情報はブログ・Twitter・Facebookページ・Instagramで発信。
予約表はないので満席時はそのまま行列に接続(店内には店員さんが順番どおりに案内してくれます)
グループで並ぶ際には全員揃ってから並ぶ。後から合流は禁止の記載あり。
店内に3名掛け&店舗前に4名掛けの待ち合い席あり。
店舗前の自動販売機で購入したドリンクは店内に持ち込み可能。
壁貼り&添え付けのメニューを見て口頭でオーダー。
限定メニューの提供あり。
中華そば・塩中華そばのスープは「あっさり」か鶏と豚の香味油を入れた「こってり」から選択。
京都の老舗製麺所・麺屋棣鄂(ていがく)の「中華そば 琴の」専用の特注麺&特殊な切り刃で「Y」のような形状に仕上げたWING麺&佐藤養悦本舗の稲庭中華麺などを使用。
麺量は並盛→200g、大盛→300g。
替え玉の麺量は1玉→200g、半玉→100g。
連食者&お子様連れには嬉しい「中華そば 麺半分 500円」があります。
荷物置きのカゴやお子様用の食器などは入口側の給水器脇に用意されてます。
テレビが設置されてます。
小上がりテーブルがあるのでお子様連れでも安心。
テイクアウトメニューあり。
キャッシュレス決済(PayPay・ALIPAY)可能。
中華そば 琴のメニューなど
前回記事(担々麺)はこちら
中華そば 琴の・訪問18回目
中華そば 琴のの愛と絆をとりもつ中華そば
特製愛と絆をとりもつ中華そば 1000円
スープは丸鶏主体の鶏出汁+チャーシュー用の肩バラ肉を煮込んで豚の旨みをプラスした動物系に、飛び魚の焼き干し、煮干しなどの魚介系を合わせた醤油清湯で、そこに「ととこ」の鶏もつ煮込みがトッピングされた新庄のご当地ラーメンインスパイアな中華そば。
しっかりとした丸鶏などの動物系のダシ感に豚バラ肉のエキスが存分に浸透したスープは、分厚い旨みのインパクトが素晴らしいく、飛び魚の焼き干し、煮干しなどの魚介系の風味が寄り添う極上のダブルスープ♪
そこに鶏もつ煮込みの煮汁由来と思しき香味がさり気なく重なり、コク深い味わいを見事に演出。中華そばで使っている野澤醤油で鶏もつを煮込んでいるので、スープとの一体感がハンパないです。
店主さん曰くには新庄の某店をインスパイアしているようですが、そこの特徴でもあるチープ感は限りなく排除して、鶏もつ煮の旨味の訴求力のみを引き出した手腕が実に巧妙。これは6周年に相応しい逸品だと思います!
麺は秋田県湯沢市・佐藤養助悦本舗の平打ち中細ストレート麺でツル・ムチな食感。しなやかな麺とスープの相性も申し分ないです♪
具は鶏もつ煮込み、チャーシュー、メンマ、ネギ、味玉、皮ワンタン。鶏もつ煮込みはキンカン、砂肝、ハツ、レバー、皮などバラエティー豊かでメチャ旨!
中華そば 琴の三井農場庄内鴨ローストの油そば&ニグめし
三井農場庄内鴨ローストの油そば 800円
タレは醤油ベースに鴨油と思われるシンプルな構成で、そこにオーダーを受けてからローストした三井農場庄内鴨肉をトッピングした汁なし油そば。しかも鴨肉を調理するのは「ととこ」の店主さんという至れり尽くせりな限定メニューです。
まずは混ぜずに麺を引っ張り出して食べると、旨みがビシッと決まった醤油ダレに鴨油の香味でコーティングされた麺そのものがメチャ旨で、店内に漂う鴨ローストの香ばしい風味も相まって箸がズバズバ加速します♪
途中からガッツリ混ぜれば、白髪ネギのシャキシャキ食感&青ネギの薬味効果が加わりますが、兎にも角にも鴨肉自体の破壊力すら感じさせる旨味インパクトで心は一瞬で鷲掴みに。
その鴨ロースト肉がネギを背負って麺と一緒に口の中に飛び込む至福の時を心ゆくまで堪能しました。この油そばは、ととこの夜の部のメニューに加わるとの事なので、これを肴に酒を飲める日を今からひたすら楽しみにしています!
麺は京都の老舗製麺所・麺屋棣鄂(ていがく)の平打ち中太縮れ麺でムッチリとした食感。ザラッとした麺肌にタレと油が絡みまくりです♪
具は鴨肉、白髪ネギ、青ネギ。
ニグめし 250円
「これを食べなければ琴の未訪扱い」とも表現されるニグめしの旨さは言わずもがなですが、それを一体誰が言い始めたのか問題がこの6周年に浮上。んで調べてみたら、このニグめしがメニューに加わった2ヶ月後に「これを食べなければ未食扱い!」と表記したのは自分で、その数ヶ月後に東海の鬼・HASH氏が「ニグめし未食は未訪扱い」とダメ押しを加えたのが事実のようです!
つまり種を蒔いたのは自分で、花を咲かせたのはHASH氏という事で、「ニグめし未食で未訪扱い法案」は二人の初めての共同作業です(核爆)
絶品!(b^ー°)
ごちそうさまでした🍜
中華そば 琴のの店舗情報やアクセス
電話:非公開
住所:山形県鶴岡市羽黒町黒瀬字黒瀬202
定休日:木曜日(祝日の場合は営業)
※ほか休業日は各SNSにて確認出来ます
営業時間
11:00〜14:00
※当面の間は上記営業時間に変更
席数:21席
カウンター×6
3名掛けテーブル×1
4名掛け小上がりテーブル×3
駐車場:8台位(店舗前)
最寄りの交通機関など
鶴岡駅から6080m
バス停→西黒瀬から90m