中華そば処 琴平荘(こんぴらそう)@山形県鶴岡市三瀬己
この日は約1年2ヶ月ぶりにこちらへ。行こう行こうとタイミングを伺っていましたが、シーズンスタートしてから結構間が空いてしまいました。開店直後の11:00頃に到着で当然ながら満席で館内は大賑わいでしたが、サクサクとオペレーションも良く12:20には着席→12:30に着丼しました!
中華そば処 琴平荘の第19期(2021年10月1日)から導入の入店システムについて(店頭のお客様各位の案内を抜粋)
・朝8時に発券機を玄関に出します。同時に玄関のカーテン&鍵を開けます。番号紙をお取り下さい。
・大変申し訳ありませんが、この時点での入店はできません。基本お車に戻りお待ち下さい。天候が良ければ海岸の散策も宜しいかと存じます。
・入店できるのは10時30分頃になります。この時①番〜⑫番までの番号紙をお持ちのお客様のみ入店して頂きます。
・その数分後には、㊵番までの番号紙をお待ちのお客様に入店して頂きます。
・⑬番〜㉓番くらいの若い番号紙をお持ちのお客様は、大広間(座敷後方)の鳥海の間でお待ち頂ければ有難いです。
・その後㊵番までのお客様は大漁・漁火の間でお待ち頂けると有難いです。
・この時点で、混雑状況を見て入店制限させて頂きます。臨機応変に対応していきたいと考えております。
・尚、10時30分の時点で、発券機は玄関から大広間(座敷月山の間)に入った所に移動致します。従来の番号札を置いてあった所です。
・10時30分以降お越しのお客様は、ご面倒でも一旦靴を脱いでいただき番号紙をお取りに入店して下さい。
・前期と異なる営業になる事をまずもってお詫び申し上げます。何卒、皆さまのご理解とご協力、他のお客様への配慮も含め宜しくお願い申し上げます。
中華そば処 琴平荘のローカルルールなど店の特徴
1965年に「旅館 琴平荘」として創業。
旅館の閑散期である冬期の集客を目的として、2002年11月から「中華そば処 琴平荘」の営業を開始。
「中華そば 琴平荘」としては2021年10月1日~2022年5月31日が第20期の営業。
以前は6月~9月に「旅館 琴平荘」として営業してましたが、第17期を節目に旅館業は閉業して10月1日〜5月31日の「中華そば処 琴平荘」のみに専念。
出汁素材の飛び魚の焼き干しや天日干しのスルメイカは、生の材料を仕入れて作成した自家製。
旅館なのでオープンしたら外待ちの必要はなし。中広間にはテレビも設置。
壁貼り&添え付けのメニューを見て口頭でオーダー。
土日祝の基本麺メニューは、醤油味の中華そばの「あっさり」「こってり」のみ。メニューにありませんが中間の「おまかせ」もオーダー可能。
以前は平日限定だった中華そば(塩)は2017年10月1日~の第16期シーズンから土曜日も提供開始。
2015年10月1日~の第15期シーズンから平日限定20食で提供の味噌そばは現在休止中。
火曜日と金曜日のみ大盛りサービスデーとして普通盛り料金で各種中華そばとチャーシュー麺を提供。
麺量は並盛→240g、大盛→360g。
替え玉の麺量は1玉→240g、半玉→120g。
仕込みの水は「ACM πウォーター」を使用。
フル座敷の旅館なのでお子様連れでも安心。
テイクアウトメニューあり。
支払いは現金のみで厨房側のサービスカウンター前にある自動支払機にて対応。
中華そば処 琴平荘のメニューなど
前回記事(中華そば あっさり)はこちら
中華そば処 琴平荘・訪問29回目
中華そば処 琴平荘の中華そば塩
中華そば塩 750円
スープは丸鶏主体の鶏出汁、豚の肩バラ肉などの動物系に、自家製の飛び魚の焼き干し、煮干し、節などの魚介系を合わせた清湯ベースで、アサリ、タイなどの旨みを抽出した塩ダレを合わせたと思しき日曜・祝日以外で提供の一杯。
しっかりとした丸鶏、チャーシュー用の豚肉などの動物系のダシ感を軸に、アゴ出汁や煮干し、節などの魚介系の旨みが合わさった盤石な構成のダブルスープ♪
指定なしの油分量はおそらく「あっさり」と「こってり」の中間の「おまかせ」な印象で、出汁の素材感とのバランスが自分的にドンピシャ。やはり自分は「こってり」ではなく「あっさり」よりが好みです。
塩ダレ由来と思われるアサリなどの貝類や鯛などの魚介系の香味が、鶏豚魚介が調和したスープに巧妙に溶け込んでいて、久しぶりに食べた塩でしたが、自分が塩好きなのを改めて確認しました!
麺は自家製の中太縮れ麺で程よいコシがありプリ・モチな食感。手揉みされたランダムな形状で茹で加減が絶妙♪
具は肩バラ肉チャーシュー、メンマ、ネギ。チャーシューはトロッと柔らかくメチャ旨!
中華そば処 琴平荘の中華そば(こってり)
中華そば(こってり) 750円
スープは丸鶏主体の鶏出汁、豚の肩バラ肉などの動物系に、自家製の飛び魚の焼き干し、煮干し、節などの魚介系を合わせた清湯ベースの醤油味で、毎年マイナーチェンジをする10/1〜5/31限定の中華そば。
丸鶏の芳香なダシ感を軸に、チャーシュー用の肩バラ肉の旨みを重ねたしっかりとした動物系に、自家干しのアゴ出汁や煮干し、節などの重層的な魚介系が合わさったバランス型のダブルスープ♪
「こってり」を選択した油分はキッチリと表面に層を成していて、スープを伴って麺にコーティングする事で更に動物系のコクを押し上げます。スルメなどの旨みを感じる醤油ダレもしっかりと脇を固めていて後味はスッキリ。
前回食べた中華そばは、初めて琴平荘で食べた魚介系出汁の素材感バリバリな印象の一杯でしたが、今期のはバランス重視なイメージ。もちろん美味しい上でのバージョンアップなのは相変わらずです!
麺は自家製の中太縮れ麺で程よいコシがありプリ・モチな食感♪
具は肩バラ肉チャーシュー、メンマ、ネギ、海苔。
絶品!(b^ー°)
ごちそうさまでした🍜
中華そば処 琴平荘の店舗情報やアクセス
電話:0235-73-3230
住所:山形県鶴岡市三瀬己381-46
定休日:木曜日(祝祭日の場合は営業)
営業時間
11:00~14:00(LO.14:00)
※中華そばの提供は10/1~5/31の期間限定です
席数:48席
4名掛け座敷テーブル×12
駐車場:50台(旅館敷地周辺)
最寄りの交通機関など
三瀬駅から1280m
バス停→三瀬から310m