日本料理たかむら@秋田県秋田市大町
4月に突発的な宴に行って来ましたが、今回は約半年に一回の定期訪問です。以前に食べたい素材を絡めて料理をお願いした事はありますが、今回は気になっていた〆の食事をリクエストしてみました!
日本料理たかむらのローカルルールなど店の特徴
1999年に創業。
東京目白の江戸料理の老舗「太古八」で修行して板長をつとめた店主さんが地元秋田で開業。
2011年9月に修行先である太古八を模した現店舗に移転オープン。
2019年に目白太古八の四代目を襲名して最後の江戸料理後継者に。
店舗情報はホームページで発信。
会員制なので予約は会員がするか、もしくは会員の紹介が必要。
予約の受付時間は日・祝・年末年始・夏季休業日を除く9:00頃~12:00頃もしくは17:00頃~21:30頃(超人気店なので1ヶ月以上前の予約をお勧めします)
メニューは旬の食材を取り入れた一万円・一万三千円・一万五千円のお任せコースのみ(税別+サービス料5%)
予約のキャンセルは定休日を除く2日前まで連絡。準備の都合上、前日は代金の50%、当日は代金の100%のキャンセル料が発生。
掘りごたつ式の座敷があるのでお子様連れでも安心。
キャッシュレス決済(クレジットカード)可能。
日本料理たかむらのメニューなど
前回記事(おまかせ一万五千円のコースで但馬玄の七輪焼き&鯛のフライ&新玉葱のすり流し&鮟肝旨煮ペーストなど。〆の食事は冷やしたかむら麺)はこちら
日本料理たかむら・訪問12回目
まずは生ビール・ガージェリーエステラで乾杯♪
日本料理たかむらのおまかせ一万五千円のコース
八寸は玉子焼き、浅蜊と春菊の胡麻寄せ、隠元豆お浸し、数の子、牡蠣白煮、秋田産鯵磯辺巻き、蛍烏賊、かます風干し
秋田産蕨すりの子丼
今回の八寸はカキ、アジ、カマス、ホタルイカなど魚介系のものが多めなのは魚好きとしては嬉しい構成。旬のワラビをご飯にのっけたシンプルな一品は、高村さんが手掛けると主役級のご飯ものになるんです!
秋田産鮟肝旨煮 花山葵醤油漬け
九十九里産蛤、海老真丈、秋田産根曲がり竹、蓴菜のお椀
お造りは秋田産皐月鱒ルイベ、五島列島産障泥烏賊、塩釜產本鮪
前回はペースト状だったアンキモの旨煮は、今回は塊状で登場。旨み濃厚で結局は箸で崩しながらチビッと摘まんで食べましたが、酒が進んでしょうがないです。お椀やお造りの美味しさは言わずもがな♪
焼きものは比内地鶏首皮の包み焼き、山葵、酢橘、有馬山椒、山桃、蓮根甘酢漬け
新玉葱のすり流し 知床地鶏炙り
たかむら名物と行っても過言ではない比内地鶏首皮の包み焼き。毎回これが食べたいくらいメチャ旨。新玉葱のすり流しも最高なんです!
空豆豆腐、鰹出汁ジュレ、焼き茄子、ショデコの お浸し、こしあぶらお浸し、蝦夷馬糞雲丹
天然虎河豚白子のフライ、タルタルソース、キャビア(スターレット)
旨味がギュッと詰まったバフンウニと空豆豆腐のコラボレーションを鰹出汁ジュレでキッチリとまとめつつ、コシアブラのアクセントが絶妙。トラフグの白子に自家製タルタルソース&キャビアを合わせる激旨フライ♪
〆の食事はたかむら特製つけ麺
つけ汁は鶏、豚などの動物系+節などの魚介乾物系と思われる白湯ベースの醤油味で、そこに秋田県産のギバサ(アカモク)を練り込んだたかむら麺を合わせたつけ麺。
いわゆる濃厚鶏豚魚介のダブルスープですが、濃度はそこまで強くないものの旨みの分厚さは素晴らしく、温玉を崩しながら食べる事でコクが加味されるイメージ。
つけ汁の底には出汁素材と野菜をミキサーを掛けたような旨味ペーストが沈んでいて、麺に絡ませて食べると更にスープに厚みが加わります。某店オマージュなつけ麺を心ゆくまで堪能しました!
麺は平打ちの中太ストレート麺で程よいコシがありツル・モチな食感。冷水でキッチリ〆た麺にスープが絡みます♪
具は叉焼、温玉、小松菜、ネギなど。ローストポークのようなチャーシューをつけ汁につけて食べると最高です!
甘味は八衣(枇杷)
飲んだ酒は
刈穂 選抜 純米大吟醸
天の戸 純米吟醸 夏田冬蔵
白ワイン
ハイボール
白ワインはメニューにありませんが、他のお客さんへのお祝いの酒をご相伴に預かった形で頂きました♪
絶品!(b^ー°)
ごちそうさまでした🍜
日本料理たかむらの店舗情報やアクセス
電話:018-866-8288
住所:秋田県秋田市大町1-7-31
定休日:日曜日、祝日、年末年始、お盆
営業時間
18:00~22:30
席数:13席
カウンター×7
6名掛け掘りごたつ式座敷テーブル×1
駐車場:4台(店舗敷地内)
最寄りの交通機関など
秋田駅西口から1580m
バス停→旭北栄町から200m