八代目佐藤養助「天ぷら 正心庵」@秋田県湯沢市稲庭町
ワラさん率いる新ラー食べ会・秋に秋田(仮称)を千葉から迎えてのグルメツアー。元祖十文字中華そば マルタマからの〜2軒目は、十文字ラーメン→稲庭うどんという秋田ご当地麺の連食です。「新ラー食べ会」になってますが、今回昼は1日1ラーのみというラーメン的にはかなり緩い食べ歩きです(笑)
ラーメン以外の秋田ご当地グルメ+観光ありというオーダーだったので、やはり稲庭うどんは外せないかなと思ったのですが、自分自身さほど稲庭うどんは食べ歩いていないので、まずは店を選ばねばと「八代目佐藤養助 総本店」へ訪問。と思いましたが、総本店の向かい側に「天ぷら 正心庵」がオープンしてたのを思い出し、急遽そちらへ変更したのが8月某日。
その時もランチの「季節の天麩羅コース 2000円(税別)」を食べましたが、2種類食べれる稲庭うどん&天ぷらのコラボがあまりにも美味しすぎて、色々と食べ歩いてから店を決めようかと思ったのに、訪問1店舗目で店が決まってしまいました(笑)
その時の情報をあげてしてしまうとネタバレになると思い自粛していたので、今回は8月訪問時と案内した時の2回分をまとめてアップ!
八代目佐藤養助「天ぷら 正心庵」のローカルルールなど店の特徴
2018年8月8日に創業。
「八代目佐藤養助 総本店」の目の前にある揚げたての天麩羅&茹でたての稲庭うどんをコンセプトにした店。
店の親方は東京の天ぷらの名店「てんぷらと和食 山の上 本店」で修行された経歴の持ち主。
稲庭うどんに使用する麺は八代目佐藤養助氏が自ら手綯い(てない)した厳選麺を使用。
器も地場の伝統工芸品である湯沢市川連町の川連漆器などを使用。
店舗情報はホームページ・ブログ・Facebookページで発信。
店内に4名掛けテーブル×2の待ち合い席あり。
店頭のメニューを見て口頭でオーダー。
夜の部はコースのみなので予約が必要。
席はカウンターのみ。
八代目佐藤養助「天ぷら 正心庵」のメニューなど
前回食べたのはこちら♪
八代目佐藤養助「天ぷら 正心庵」の季節の天ぷらランチコース
季節の天ぷらランチコース 2000円(税別)
天ぷら用の大根おろし、つゆ、塩といぶりガッコ。
小鉢は地物のほうれん草、モロヘイヤ、エノキダケの和え物にイクラのせ
モロヘイヤのヌルヌル・ネバネバにイクラがプチッと弾ける食感の妙。
朝採れのオクラ
外はシャキッとした歯応えで中はネバネバ。朝採れのフレッシュ感はありながらも青臭さ皆無。
茄子
適度に閉じ込められた水分と共にナスの旨みがジュワーと口の中に広がります。
蓮根
サクサク&ホクホクな仕上がりで、レンコンの甘味を最大限に引き出した逸品。
八代目佐藤養助「天ぷら 正心庵」の稲庭うどん(せいろ)醤油ダレ
稲庭うどん(せいろ)
2種類提供される稲庭うどんは、まずは「せいろ(つけ麺)」から食べます。タレは醤油と胡麻味噌から選べるので、醤油ダレにしてみました。
タレはカツオ節、昆布などの魚介乾物系と思われる醤油ベースで、ベーシックな味の組み立ての麺つゆながら、濃すぎず旨みはしっかりといった適度な味のバランス。最初はチョイ浸けで麺の風味を味わいながら、最後はドップリつけて濃いめで堪能しました。
麺は八代目佐藤養助氏が自ら手綯いした厳選麺を大鍋で泳がせて茹で上げ、綺麗に盛り付けられたツヤツヤな仕上がり。
茹できった細麺ですが冷水でキッチリ〆られていてコシと弾力もあり、無限に食べれそうなイケ麺です♪
薬味は刻んだ大葉、ネギ、おろし山葵&生姜。
椎茸
サクッとした食感の薄皮衣と肉厚椎茸の旨汁が見事に融合。
秋田産鯛の大葉つつみ揚げ
秋田産のタイは旨みが濃縮されていて身はふっくらとした食感。それを包んだ大葉の風味のアクセントも絶妙。
南瓜
カボチャは味が濃くて甘さも際立ってますが、全くしつこさが無く旨旨。
八代目佐藤養助「天ぷら 正心庵」の稲庭うどん(温かけ)
稲庭うどん(温かけ)
2杯目の稲庭うどんはせいろ(つけ麺)、温かけ、冷かけの3種類から選べるので温かけをオーダー。
スープはカツオ節、昆布などの魚介乾物系と思われる和出汁で、そこに薄口の醤油を合わせた澄み切った味わい。かなり上品ですが、舌にスゥーッと染み渡るように旨みが浸透するので、薄口ながら物足りなさは皆無。とにかく出汁のひき方が秀逸で激旨!
麺は同じく八代目佐藤養助氏が自ら手綯いした厳選麺で、しなやかでツル・ムチな食感。この麺は水で〆ないとまるで別な表情を見せますね♪
具はネギ、なめこ、三つ葉、あおさ海苔。
海老
他の天ぷらよりも衣がしっかりしていて、カリ・サクな食感でプリッとした身が堪りません。
さつまいも
しっかりと揚げられていて外側はやや硬めながら、中はホックリな口当たりの巧妙な揚げ具合。
今回食べた内容はこちら!
八代目佐藤養助「天ぷら 正心庵」の季節の天ぷらランチコース
季節の天ぷらランチコース 2000円(税別)
天ぷら用の大根おろし、つゆ、塩といぶりガッコ。
小鉢は地物のほうれん草、モロヘイヤ、エノキダケの和え物にイクラのせ。
八代目佐藤養助「天ぷら 正心庵」の稲庭うどん(せいろ)胡麻味噌ダレ
稲庭饂飩(せいろ)
1杯目に提供される稲庭うどん(せいろ)は、今回は胡麻味噌ダレをチョイスしました。
胡麻ペーストにカツオ節、昆布などの和出汁で少しのばした感じのタレは、濃厚クリーミーで胡麻の風味と適度な甘さが合わさったコクのある味わい。「胡麻味噌」とありますが味噌っぽくはなく、完全にゴマ優位な味の構成。
麺は同じく八代目佐藤養助氏が自ら手綯いした厳選麺を大鍋で泳がせて茹で上げ、綺麗に盛り付けられたツヤツヤな仕上がり。
濃厚な胡麻味噌ダレにドップリ浸けて食べると、タレの印象が強くなり過ぎるので、こちらはチョイ浸けが♪
薬味は刻んだ大葉、ネギ、おろし山葵&生姜。
ナス
前回も提供されましたが、繰り返し提供されるのが納得の旨ジューシーな一品。
レンコン
こちらも前回に引き続き登場。これほど瑞々しくて甘旨なレンコンは衝撃的。
舞茸
これも地物と思われますが風味豊かでシャキッと感すらあり、揚げることで歯応えと旨みが増している印象。
秋田産鱸の大葉つつみ揚げ
魚も旬な素材を使っていると思いますが今回はスズキでした。前回食べたタイとはまた違った味わいで、こちらは衣はサクッとで身はふわふわ食感。
八代目佐藤養助「天ぷら 正心庵」の稲庭饂飩(冷かけ)
稲庭饂飩(冷かけ)
2杯目の稲庭うどんはせいろ(つけ麺)、温かけ、冷かけの3種類から選べるので、もちろん今回は未食の冷かけを選択。
スープはカツオ節、昆布などの魚介乾物系と思われますが、そこに薄口の醤油を合わせた冷製仕立ての和出汁。前回食べた温かけよりも旨みの輪郭がクッキリで、あおさ海苔の風味が抜群に合います。
麺は同じく八代目佐藤養助氏が自ら手綯いした厳選麺でコシがありツルツル・モチモチな食感♪
具はネギ、なめこ、三つ葉、あおさ海苔。
北海道産のジャガイモ
ジャガイモの時だけ「北海道産」と敢えて言っていたので、野菜はやはり地物がメインと思われます。中はホックリで噛めばジャガイモの風味がホワッと。
エビ
天ぷらにエビが入るのと入らないのでは俄然テンションが違います。前回同様にカリ・サク・プリが三位一体となった逸品。
サツマイモ
こちらも前回に引き続き登場ですが、かなりしっかり揚げていたので、硬め仕上げが正心庵流なのかも。
お連れした皆さんにも満足して頂けたようなので何よりでした。ここは自分も定期的に通わねば♪
絶品!(b^ー°)
ごちそうさまでした🍤
八代目佐藤養助「天ぷら 正心庵」の店舗情報やアクセス
電話:0183-55-8885
住所:秋田県湯沢市稲庭町字稲庭81
定休日:不定休
営業時間
11:00~15:00
17:00~20:00
※夜の部はコースのみなので完全予約制
席数:8席
カウンター×8
駐車場:60台以上(店舗前の道路を挟んで向かい側にある本店駐車場に30台、店舗前の道路を右に50mほど進んで右側に30台以上)
最寄りの交通機関など
湯沢駅から13.4km
バス停→稲庭中町から30m