日本料理たかむら@秋田県秋田市大町
この日の夜は3ヶ月ほど前に訪問した時に予約を入れていた「日本料理 たかむら」へ。今回で9回目ですが、何度行っても上がりまくったハードルを軽く越える料理が登場するので、毎回楽しみで仕方ありません。そして今回はようやく嫁を連れて行くことが出来ました♪
なので二人で予約を入れていましたが、何故か同じカウンターに良く見たことがある顔が約1名。何と東北の至る所に神出鬼没な食いしん坊・小麦くんと偶然予約した日が被ってました。少し前に福島県の会津を一緒に食べ歩きした際に、この事が発覚していたので、現場で初めて知った訳ではないですが、まあとんでもない確率だと思います!
日本料理たかむらのローカルルールなど店の特徴
1999年に創業。
東京目白の江戸料理の老舗「太古八」で修行して板長をつとめた店主さんが地元秋田で開業。
2011年9月に修行先である太古八を模した現店舗に移転オープン。
地産地消や日本の食文化の普及に貢献した料理人を表彰する農林水産省の「料理マスターズ」に秋田県から初めて選出。
店舗情報はホームページで発信。
会員制なので予約は会員がするか、もしくは会員の紹介が必要。
予約の受付時間は9:00頃~12:00頃/17:00頃~21:30頃(日・祝・年末年始・夏季休業日を除く)
超人気店なので1ヶ月以上前の予約をお勧めしますが、現在はJR東日本クルーズトレイン四季島への料理提供の為、定休日以外にも休業日があり更に予約困難に。
メニューは旬の食材を取り入れた一万円・一万三千円・一万五千円のお任せコースのみ。
予約のキャンセルは定休日を除く2日前まで連絡。準備の都合上、前日は代金の50%、当日は代金の100%のキャンセル料が発生。
掘りごたつ式の座敷があるのでお子様連れでも安心。
キャッシュレス決済(クレジットカード)可能。
日本料理たかむらのメニューなど
前回記事(おまかせ一万三千円のコース/〆の食事は冷やし江戸中華そば)はこちら
日本料理たかむら・訪問8回目
まずは生ビール・ガージェリーエステラで乾杯♪
日本料理たかむらの事前にお願いしていた比内地鶏首皮包み焼きを使った一万三千円のコース
八寸は玉子焼き、バイ貝旨煮、衣かつぎ錦胡麻のせ、銀杏、浅利と春菊寄せ、車海老つや煮、ばちこ、黒皮南瓜の旨煮
三陸真牡蠣の白煮
秋田産鱈の白子の甘酢あん
馬鈴薯饅頭の椀 海老あられと松の実入り 蟹あん
お造りは秋田クエ 、秋田本鮪、北海道北寄貝
焼きものは秋田産比内地鶏首皮包み焼き 青南蛮味噌
長野熊肉のシチュー、マッシュポテト
白和え(柿 りんご 椎茸 蒟蒻 胡瓜)、柚子釜、ベステルキャビアのせ
揚げものは牡蠣のクリームコロッケ タルタルソース
〆の食事は秋田香箱ガニのご飯自然薯かけ、とろろ昆布吸い物、香の物
甘味は特製モンブランととちおとめ
相変わらず美味しかったのは比内地鶏首皮包み焼き。中心はレアな焼き加減で皮目はパリッとしていて噛めば肉汁ジュワーな逸品!
熊肉のシチューは言われなければ熊肉とは気がつかない位、全く臭みがなく上質な牛肉の赤身っぽくてメチャ旨♪
牡蠣のコロッケはホワイトソースに牡蠣の欠片が入ったのではなく、牡蠣そのものをペースト状にしてクリームにした、一般的なクリームコロッケとは一線を画する贅沢な一品。タルタルソースも相まって美味炸裂!
〆の食事は久しぶりにラーメンではなく米でしたが、香味豊かな自然薯と香箱ガニの身の旨味、海苔の磯風味のマリアージュで食べる手が止まらず。上品ながらダシ出まくりなお吸い物も抜群に美味しくて気がつけばあっという間に完食♪
飲んだ酒は
角右衛門
あと画像は割愛しますが、麦焼酎水割り&麦焼酎ウーロン茶割り
今までは8000円・10000円・13000円の3コースからの選択でしたが、8000円のコースの予約がほとんどなく、スペシャル食材での15000円のコースを頼まれるお客さんがとても多いので、今は10000円・13000円・15000円の3コースに変更になってました。
これはあくまでも内容は今まで通りで8000円のコースがなくなり、更にグレートアップした15000円のコースが追加された形なので、値上げといった意味合いではないそうです。せっかくなので、次は1万五千円のコースで予約してみました!
絶品!(b^ー°)
ごちそうさまでした🍜
日本料理たかむらの店舗情報やアクセス
電話:018-866-8288
住所:秋田県秋田市大町1-7-31
定休日:日曜日、祝日、年末年始、お盆ほか
※JR東日本クルーズトレイン四季島への料理提供のため、定休日以外にも休業日あり
営業時間
18:00~22:30
席数:13席
カウンター×7
6名掛け掘りごたつ式座敷テーブル×1
駐車場:4台(店舗敷地内)
最寄りの交通機関など
秋田駅西口から1580m
バス停→旭北栄町から200m
アフターは小麦くんと合流すべくこちらへ♪
BAR JAH(ジャー)@秋田県秋田市大町
BAR JAH(ジャー)のメニューなど
自分は泡盛で乾杯!
腹一杯でここでは何も食えず。ニコニコ太郎&やまかわ2017の泡盛ロック×2でフィニッシュ♪
3次会は麦くんと二人でこちらへ!
壺中(こちゅう)@秋田県秋田市大町
壺中(こちゅう)のメニューなど
自分は赤ワインで乾杯♪
お通しのチーズ&生ハム&バケット
ここはサクッと1杯で終了。約2年ぶりの訪問でしたが、相変わらず居心地が良い空間。驚いたのは2年前に来たことを覚えていた事。自分たちの前後にいたお客さんも含めて、店が賑わっているのも納得です!
更にアフターはソロで秋田の呑兵衛の沼へ(笑)
ここじゃむoser@秋田県秋田市大町
飲んだのは
ハイボール×2
京都ウイスキー 西陣織ラベル赤帯
大吟醸 雪の茅舎
秋田県井川町で撮影された映画「光を追いかけて」を観た感想を伝えに。数年ぶりに映画館で鑑賞しましたが、本当に面白い作品でした。カウンターには同じく映画を観たお客さんもたまたま居て、映画話で大いに盛り上がりました。柳葉敏郎、生駒里奈など秋田県出身の俳優さんも出演していて、他の共演者も含めて作中の秋田弁がかなりネイティブ。これ字幕なしで全国放映して大丈夫なのか、少し心配になるレベルでした(笑)
中でも主演の「長澤 樹」という若い女優さんの演技は素晴らしかった。実は監督の成田洋一さんとは、ちょうど4年半前にたまたま「ここじゃむ」で一緒になり、少し話をさせて頂いていたので、その縁もあって映画を拝見しに行った次第。その時は「秋田創生ムービープロジェクト」という形で動いていたと記憶してますが、まさかこんな素敵な映画になるとは。絶賛公開中なので気になる方は是非♪
という訳で、朝方まで飲んだくれた訳ですが、翌日はとあるミッションの為、男鹿へ行ってきました!
ANTCICADA(アントシカダ)in男鹿@男鹿市船川港船川(稲とアガベ醸造所前)
11/27〜11/28の2日間限定で、昆虫をはじめ野草やジビエなどを使用したコース料理やコオロギラーメンを提供している東京都日本橋馬喰町の創作料理店・ANTCICADA(アントシカダ)が来秋して、男鹿駅に隣接した稲とアガベ醸造所前に出店するとの情報を、塩釜の釣り師ことTurner氏にぶち込まれたので、まんまと釣られに行きました(笑)
店頭ではANTCICADA謹製の蚕XO醤、イナゴラー油、半熟ウズラのコオロギおつまみ、タガメハイボール 、コオロギビールなども販売していて、驚愕の昆虫ワールドを展開していました(笑)
ANTCICADA(アントシカダ)in男鹿のメニューなど
ANTCICADA(アントシカダ)in男鹿のコオロギラーメン
コオロギラーメン 1000円
スープは出汁、タレ、油、麺、具材など全てにコオロギを使用したフルスロットな醤油味で、11/27〜11/28の2日間限定で提供の昆虫食ラーメン。このミニサイズのラーメン一杯で80匹のコオロギを使用しているそうです。
一口目から口の中に広がるのは、調理中にブース内から既に立ち込めていたコオロギの猛烈な風味で、想像の上をいく旨みのインパクト。甲殻類に少し野生的な趣きを加えたようなイメージながら、臭みは感じられないしっかりとしたダシ感♪
穀物を餌にした穏やかな味のフタホシコオロギと、魚粉で育ててパンチの効いたヨーロッパイエコオロギの2種類をブレンドしているそうですが、兎にも角にもコオロギ醤油×コオロギ香味油×コオロギ出汁の怒涛のコオロギ波状攻撃が強烈。
三つ葉独特の香味やネギの爽快な風味なども僅かに感じますが、後半になっても丼内を席巻しているのはやはりコオロギ。これなら具材なしのかけラーメンやつけ麺にしても面白いかも!
麺は中細ウェーブ麺で程よい歯応えがありコリ・パツな食感。コオロギパウダーを練り込んだ特製麺との事ですが、スープがコオロギ風味全開なのでそれに包み込まれている感じでした(笑)
具はチャーシュー、メンマ、ネギ、三つ葉、白ゴマ、コオロギなど♪
ただ具材としてコオロギをのっけた訳ではなく、コオロギを材料に美味しいラーメンを作ろうと試行錯誤したのが伝わってくる本気の一杯!
コオロギは少ないエサや水で育ち、かつ温室効果ガスもほとんど発生させない食材として注目されていて、栄養面でもタンパク質の他にビタミン・ミネラルも豊富という優秀な組成。特にBCAAが豊富な点はトレーニーには嬉しい素材です。今は養殖や流通の面もあり高めな価格設定ですが、人類の食糧危機を救う食材とも言われているので、かなり未来志向のラーメンだと思います♪
ごちそうさまでした🍜