食堂 味香(みこう)@岩手県奥州市江刺西大通り
訳あってしばらく続く北上市メインの岩手ラーメン食べ歩きseason2。この日は新たなミッションのため奥州市へ。当初は江刺で昼食を食べれるチャンスがあるとは思っていませんでしたが、自ら積極的に仕事に打って出るといい事があるもんです(笑)
メニューはラーメン、焼きそば、うどん、そば、冷麺などの麺類に定食、丼、カレーライスなどのご飯もの+焼肉などの単品料理というラインナップ。店舗前の看板に「小宴会・ご会合」とあるように、ちょっとした飲み会にも使用出来そうです。江刺のソウルフードである「あんかけうどん」もメチャクチャ気になり迷いましたが、今回は中華そばをオーダーしてみました!
食堂 味香のローカルルールなど店の特徴
1981年(昭和56年)に創業。
予約表はないので満席時はそのまま行列に接続。
壁貼り&添え付けのメニューを見て口頭でオーダー。
季節限定メニューの提供あり。
漫画&テレビが設置されてます。
小上がりテーブルがあるのでお子様連れでも安心。
テイクアウトメニューあり。
キャッシュレス決済(PayPay・LINE Pay・d払い・merpay・ALIPAY・AlipayHK・KakaoPay)可能。
食堂 味香のメニューなど
食堂 味香の中華そば
中華そば 550円
スープはカツオ節、昆布などの魚介乾物系主体+動物系と思われる清湯ベースの醤油味で、デフォルトで海苔の上に胡椒が掛けられた中華そば。この胡椒ありきのセルフ味変スタイルが岩手の県南では多い気がします。
あっさりな動物系の下支えはあるかとは思いますが、味として前面に出ているのはカツオ節などの魚介系のダシ感で、昆布などの乾物系の旨みもじんわり感じる和風テイスト♪
油分がサラリと浮いた淡麗スープで、合わせる醤油ダレはキレの良さを感じるスッキリとした飲み口。途中から海苔の上の胡椒を混ざればピリッとしたスパイス感で味が引き締まります。
地元メディアでも取り上げられた、あんかけうどんが名物のようですが、この中華そばは自分の好みにクリティカルヒット。メニューに醤油ラーメンもあるので、その違いが気になります!
麺は中細縮れ麺でスル・プチな食感。スープとの相性良好な昔ながらの中華麺です♪
具はチャーシュー、メンマ、ネギ、ホウレン草、海苔。チャーシューは肉の旨みを活かしたシンプルな味付けです!
時間的にも腹にも余裕があったので、店の前に旗がなびいていたあんかけうどんも追加オーダーしちゃいました(笑)
食堂 味香のあんかけうどん
あんかけうどん 730円
スープはカツオ節などの魚介系+昆布、椎茸などの乾物系と思われる醤油味で、片栗粉でトロミを付けた奥州市のご当地うどん。旧江刺市で昭和の始めころから食べられていた熱々な餡掛け仕立ての一品です。
まずはレンゲですくってみると、スープが表面張力でこんもり盛り上がる位、全体的にがっちり餡に包み込まれていて、カツオ節などの魚介系のダシ感がありつつ、昆布、椎茸などの乾物系が脇を固める和風テイスト♪
醤油ダレ由来か結構甘みも入れていてコクがあり、オイスターソースのようなニュアンスもほのかに感じます。油によるこってり感はありませんが、なかなか食べ応えはあります。
時間の経過と共にスープの粘度が弱まっていくと、どっしりとしていた甘さも軽くなり、スッキリとした表情を覗かせる丼内変化も面白いです。勢いで連食しちゃいましたが、中華そばの後にあんかけは想像以上にヘビーでした(笑)
麺は太ストレート麺でフワ柔な食感。熱々なスープに馴染んだ柔麺がまた堪りませんね♪
具は鶏肉、ゆで卵、カマボコ、伊達巻き、椎茸、タケノコ、ホウレン草など。餡掛けスープに包まれた具材は見えにくいので発掘してみました!
途中から添え付けの唐辛子を投入してピリ辛に味変♪
実は中華そばを食べ終えてから、追加オーダーした餡掛けうどんを店の方が待ってきてくれた時、「うわぁ〜、これ2杯目なんだ!中華そばとうどんの二刀流だね!」と言われる奥州ジョークが炸裂。大谷翔平選手の地元ならではの洗礼を受けました(笑)
迷ったら両方の法則で店内連食しただけなのに、まさかのベーブルース、オオタニサーンに次ぐ偉業を達成。岩手滞在中に連日の暴食で、腹の肉のボリュームではベーブルースを超えちゃいそうw
旨い!(b^ー°)
ごちそうさまでした🍜
食堂 味香(みこう)の店舗情報やアクセス
電話:0197-35-5096
住所:岩手県奥州市江刺西大通り11-5
定休日:不定休
営業時間
11:00〜21:00
席数:32席
3名掛けテーブル×4
4名掛けテーブル×2
4名掛け小上がりテーブル×3
駐車場:10台位(店舗敷地内)
最寄りの交通機関など
JR金ヶ崎駅から5820m
東北新幹線・水沢江刺駅西口から6010m
バス停→江刺第一中学校前から30m