湯の台食堂@秋田県にかほ市象潟町
この日は嫁を引き連れフラッとにかほ市象潟へ。日本海東北自動車道や国道7号線には全く雪はありませんでしたが、到着が近づくにつれ雪景色が広がり、店の周辺は一面銀世界。改めてこの場所で勝負する事の凄さを実感します。
11:15に到着で店内はほぼ満席状態ながら、カウンターに空きがありスルリと着席。今回の目的は未食の「中華そば塩」ですが、ソロの食べ歩きではないので、これまた初となる替玉(細)とチャーシュー飯もオーダーしました!
湯の台食堂のローカルルールなど店の特徴
1980年に創業。
2016年3月に一時閉店しましたが、息子さんがそのまま店名を引き継ぎ、2017年10月3日にラーメン専門店へリニューアルオープン。
店主である息子さんは、中華蕎麦とみ田の3号店・雷本店、麺や七彩 東京駅店、麺や七彩 八丁堀店、食堂七彩などで修行された経験の持ち主。
風除室に2名掛けの待ち合い席あり。
壁貼りのメニューを見て口頭でオーダー。
限定メニューの提供あり。
漫画&テレビが設置されてます。
荷物置きのカゴあり。
小上がりテーブルがあるのでお子様連れでも安心。
湯の台食堂のメニューなど
湯の台食堂の中華そば塩&中華そば
中華そば塩(並) 720円
スープは丸鶏、鶏ガラなどの動物系に煮干し、節、昆布などの魚介乾物系を合わせたと思われる清湯ベースのダブルスープで、そこに塩ダレを加えた塩味バージョンの無化調中華そば。
しっかりとした鶏素材のダシ感を軸に、煮干し&節などの魚介系の風味が程よく合わさった、巧妙なバランスのダブルスープで、昆布の旨みがキッチリと脇を固めるスキの無い味造り♪
塩ダレ由来か醤油味の中華そばには無い、貝系のような旨味も感じるコク深い味わいで、塩味故にダイレクトに伝わる出汁の旨みで、ジワジワと押し切られるような、優しさ&骨太さを兼ね備えた塩スープ。
時間の経過と共に具材のバラ肉&肩ロースチャーシューからも、旨みがスープに浸透しているイメージで、尻上がり的に美味しさが増すような後半のバランスもかなり好み。ようやく食べれましたが塩味も旨い!
麺は自家製の平打ち太麺で縮れも太さもランダムな特徴的な形状。全体的にはモチモチ・ピロピロな食感ですが、啜る部位によってはフワッとエアリー&柔ムチだったりと、美味しくて楽しい手打ち麺です♪
具は2種類のチャーシュー、メンマ、ネギ、ホウレン草。バラ肉チャーシューは表面を炙っていてフワッと香ばしく、低温調理のレア肩ロースチャーシューは肉の旨みしっかり。ブラックペッパーを馴染ませたコリコリなメンマはピリッとスパイシーでマイウー!
中華そば(並) 720円
スープは同じく丸鶏、鶏ガラなどの動物系に煮干し、節、昆布などの魚介乾物系を合わせたと思われる清湯ベースのダブルスープで、そこに香川県小豆島のヤマロク醤油と、秋田県湯沢市の石孫本店の醤油等をブレンドしたカエシを加えた一杯。
レギュラーの中華そばはオープン当初に訪問して以来なので、約1年3ヵ月ぶりの実食ですが、バランス感覚に優れた動物系&魚介系のダシ感はそのままに、醤油の風味が鮮烈に香るキレのある味わい♪
なのでリニューアルという程の改変ではなく、明らかにブラッシュアップされた「進化」の二文字がピタリと当てはまる逸品で、その美味しさにグイグイと引き込まれます。
スープが進化したことによって、特徴的な麺との相性が更に増した印象で、修行先である「麺や七彩」のニュアンスを残しながらも、「湯の台食堂の中華そば」としてキッチリと地元に根付いているイメージ。こっちも美味いなぁ~!
麺は自家製の平打ち太麺で縮れも太さもランダムな特徴的な形状。このモチモチ・ピロピロ麺との相性は、醤油の中華そばの方が一枚上手かも♪
具は2種類のチャーシュー、メンマ、ネギ、ホウレン草。
湯の台食堂の替玉(細)&あるだけ限定チャーシュー飯
替玉(細) 100円
替玉は特徴的な手打ち麺とは全くキャラクターの違う細ストレート麺で、麺の下に醤油ダレを忍ばせた「和え玉」スタイルにネギをトッピングした一品。
まずは底からしっかりと混ぜてからそのまま食べると、麺と醤油ダレの旨みをそのまま堪能できる「和え麺」として味わえますが、やはりスープINありきな味のバランス。
残ったスープにつけて食べると、塩味にドンドン醤油ダレの旨味が色付くつけ麺として楽しめます。最後はタレごとゴソッと丼に投入して、塩&醤油味ミックスの中華そばとして味わいました!
あるだけ限定・チャーシュー飯 200円
チャーシュー飯は白飯の上に海苔をのせて、その上からしっかり目に味付けされたチャーシューをドッサリとトッピングした数量限定のサイドメニュー。
油分も結構感じられるので食べ応えがあり、このボリュームで200円はかなりお得感あり♪
他に「中華そば味噌」と「生姜そば」も提供されていたので、近々また食べに行かねば!
絶品!(b^ー°)
ごちそうさまでした🍜
湯の台食堂の店舗情報やアクセス
電話:なし
住所:秋田県にかほ市象潟町横岡目貫谷地1-251
定休日:月曜日、第3火曜日(祝日の場合は営業して翌日休み)
営業時間
11:00~15:00
※材料がなくなり次第終了
席数:25席
カウンター×5
4名掛けテーブル×2
2名掛け小上がりテーブル×1
4名掛け小上がりテーブル×1
6名掛け小上がりテーブル×1
駐車場:8台位(店舗を背に右斜め前の三角地帯)
最寄りの交通機関など
象潟駅から6360m
バス停→湯の台から10m