そば屋 彦三(ひこさ)@秋田県雄勝郡羽後町西馬音内
この日は横手市十文字町で仕事を終えてから、午後一の仕事に向けて羽後町でのランチタイム。西馬音内そば(にしもないそば)を提供している店で、かつ中華そばもメニューにあるこちらへようやく初訪です♪
ちなみに西馬音内そば(冷やがけ)の提供店で、今までラーメン類を食べたのは「そば処 柏木」「信太そば」「小太郎そばや」「弥助そばや」なのでこちらで5軒目。自分がザックリ調べた感じでは、ラーメン類があるのはこの5店舗のみなので、ようやく網羅する事ができました!
そば屋 彦三のローカルルールなど店の特徴
店主さんは1997年頃から羽後町で米から「そば」への転作を始めた「そば農家」で、そばの栽培から製粉・製麺まで手掛ける地産地消活動を行いながら、玄そば・そば粉を全国に出荷。
そばの生産が軌道に乗ったところで、自宅を改装して「そば屋 彦三」を2004年に創業。
羽後町西馬音内のご当地グルメである、布海苔をつなぎに使った蕎麦を冷たい汁で提供する「冷がけそば(西馬音内そば)」の提供店。
西馬音内そば(にしもないそば)の提供店の中でも、春菊・そばの実・桜エビを天ぷらにした巨大な「かき揚げ」が名物メニュー。
巨大なかき揚げは注文時にそのまま出すが分割するか聞かれるので、2分割・4分割など希望を伝える。
入り口がスロープになってます。
壁貼り&添え付けのメニューを見て口頭でオーダー。
入り口で靴を脱いで座る座敷スタイルなのでお子様連れでも安心。
そば屋 彦三のメニューなど
そば屋 彦三の冷がけ中華
冷がけ中華 550円
スープはカツオ節メインの魚介系+昆布などの乾物系と思われる冷製仕立ての醤油味で、秋田県羽後町のソウルフードである西馬音内そば(冷やがけ)の麺を中華麺に変えた、冷たい中華そば。
味として前面に出ているのはバチバチに決まったカツオ節などの魚介系の香味で、昆布などの乾物系の旨みが脇を固めた感じの濃い口&甘めな味わい♪
油浮きが全くないオイルフリーな和出汁で、ビジュアルどおり西馬音内そば(冷やがけ)の麺を、蕎麦から中華麺に変えて味を微調整した感じのツルッとオヤツ感覚で食べれるぶっかけ中華そば。
途中から別皿で提供の漬け物をポリポリとかじりながら麺を食べると、濃い甘なスープと漬け物の塩気の甘辛コントラストで箸が進み、気が付けばあっという間に完食!
麺は自家製の中細縮れ麺で冷水で〆ていてコシがありクキクキな食感。蕎麦と同じ麺機で製麺されたこだわりの麺です♪
具はネギのみとシンプル!
麺完食後に添え付けの胡椒をパラリと投入して味変♪
そば屋 彦三の冷がけそば
冷がけそば 540円
スープは同じくカツオ節メインの魚介系+昆布などの乾物系と思われる冷製仕立ての醤油味で、秋田県羽後町のソウルフードである西馬音内そば(冷やがけ)の中では、かなり新しめに開業したお店の一品。
冷がけ中華とほぼ同じ味の印象なので詳細は割愛しますが、やはり微調整しているのかやや薄口&甘めに感じました。もちろん麺との相性は最高です!
麺は自家製の中細ストレート麺で冷水で〆ていて歯応えがありガシガシな食感。玄蕎麦を低温倉庫に寝かせて、香りと甘さを引き出した挽きぐるみの蕎麦です♪
具はもちろんネギのみ!
途中から添え付けの唐辛子をパラリと投入してピリ辛に味変。蕎麦湯も加えて美味しく頂きました♪
そば屋 彦三のかき揚げ単品
かき揚げ単品 250円
春菊とそばの実と桜エビをかき揚げにしたお店の名物メニューで、初めて食べるので分割なしでオーダー。
蕎麦を横に並べたのでよく分かると思いますが、丼よりも大きい巨大かき揚げで、1人だとかなりボリューミーかも。特に中華&蕎麦の店内連食アフターだし(笑)
最初は塩をつけて春菊のほんのりとした苦みを伴った心地よい香味と、フワリと香る桜エビの風味を堪能。そばの実はそれ程主張しない感じで、途中から蕎麦つゆに浸したりして美味しく頂きました!
ごちそうさまでした🍜
そば屋 彦三の店舗情報やアクセス
電話:0183-62-1520
住所:秋田県雄勝郡羽後町西馬音内字中町51
定休日:水曜日(農繁期は他に臨時休業あり)
営業時間
11:30~売り切れ次第終了
席数:28席+個室あり
2名掛け小上がりテーブル×1
4名掛け小上がりテーブル×2
6名掛け小上がりテーブル×3
駐車場:9台(店舗前に4台、店舗裏に7台)+店舗裏手の川沿いに臨時駐車場あり
最寄りの交通機関など
湯沢駅から10.2km
バス停→仲町から15m