中華そば処 琴平荘(こんぴらそう)＠山形県鶴岡市三瀬己
2022年10月1日〜2023年5月31日の第21期シーズンがスタートしてようやく初訪問。相当な待ちを覚悟しての9:30に到着でしたが、ラーメン屋さん的に地獄と言われる聖なる日の前夜祭だったので、1回転目には入らないものの14番ゲットという予想外の展開♪
11:00前にどんどん提供を開始するので、2回転目のグループの自分たちも11:05に着席→11:20に着丼というサクサクなオペレーションです。今回は嫁と二人で食べに行ったので贅沢に中華そば(あっさり)と中華そば(こってり)と中華そば塩をオーダーしちゃいました！
中華そば処 琴平荘の入店システムについて
・朝8時にカーテンと鍵が空いて発券機を玄関に出します。
・番号紙は人数に関わらず1グループで1枚取ります。
・番号紙を取っても入店は出来ないので車あるいは外で待つ。
・10時30分頃に入店可能になり発券機は大広間に移動するので、それ以降は大広間まで入店し番号紙を取る。
・番号紙を持っての外出は可能ですが番号目安表の時間前に必ず再来店する。
・遅い時間帯になると日によってズレが大きくなるので注意が必要。
・館内で待っている最後のお客さんのラーメンをつくり次第営業を終了。
中華そば処 琴平荘のローカルルールなど店の特徴
1965年に「旅館 琴平荘」として創業。
旅館の閑散期である冬期の集客を目的として、2002年11月から「中華そば処 琴平荘」の営業を開始。
「中華そば 琴平荘」としては2022年10月1日～2023年5月31日が第21期の営業。
以前は6月～9月に「旅館 琴平荘」として営業してましたが、第17期を節目に旅館業は閉業して10月1日〜5月31日の「中華そば処 琴平荘」のみに専念。
出汁素材の飛び魚の焼き干しや天日干しのスルメイカは生の材料を仕入れて作成した自家製。
元旅館なのでオープンしたら外待ちの必要はなし。
中広間にはテレビも設置されてます。
壁貼り＆添え付けのメニューを見て口頭でオーダー。
土日祝の基本麺メニューは、醤油味の中華そばの「あっさり」「こってり」のみ。メニューにありませんが中間の「おまかせ」もオーダー可能。
以前は平日限定だった中華そば(塩)は2017年10月1日～の第16期シーズンから土曜日も提供開始。
2015年10月1日～の第15期シーズンから味噌そばの提供開始。
味噌そばは平日限定で10食提供していて番号紙の発券が開始された時点でその場にいた味噌そば希望の方のみに味噌そば券が渡されます(呼び出していなかった場合の味噌そば券は無効)
火曜日と金曜日のみ大盛りサービスデーとして普通盛り料金で各種中華そばとチャーシュー麺を提供。
麺量は並盛→240g・大盛→360g。
替え玉の麺量は1玉→240g・半玉→120g。
仕込みの水は「ACM πウォーター」を使用。
フル座敷の元旅館なのでお子様連れでも安心。
テイクアウトメニューあり。
支払いは現金のみで厨房側のサービスカウンター前にある自動支払機にて対応。
中華そば処 琴平荘のメニューなど
前回記事(中華そば塩＆中華そば こってり)はこちら
中華そば処 琴平荘・訪問29回目
中華そば処 琴平荘の中華そば(あっさり)
中華そば(あっさり) 850円
スープは丸鶏主体の鶏出汁、豚の肩バラ肉などの動物系に、自家製の飛び魚の焼き干し、煮干し、節などの魚介系を合わせた清湯ベースの醤油味で、選べる油分量はあっさりを選択。
丸鶏を感じる鶏のダシ感を主軸にチャーシュー用の肩バラ肉で豚の旨みを重ねた動物系＋アゴ出汁や煮干し、節などの魚介系もキッチリと存在感を放つダブルスープ♪
「あっさり」にしたのでもちろん油分はサラリと少なめで、それ故に出汁の素材感をダイレクトに感じる安定した仕上がり。どことなく和のニュアンスも顔を覗かせます。
今シーズンのスープは「動物系が強い」「魚介系が前に出る」といった感じはあまりないので、動物系と魚介系がバランス良く調和した仕上がりかと思います！
麺は自家製の中太縮れ麺で程よいコシがありモッチリな食感。表面の凸凹感が強めでランダムな形状で、少し細めな印象を受けました♪
具は肩バラ肉チャーシュー、メンマ、ネギ、海苔。大判なチャーシューは柔らかく、ザクッとした歯応えのメンマも共にメチャクチャ美味！
中華そば処 琴平荘の中華そば(こってり)
中華そば(こってり) 850円
スープは丸鶏主体の鶏出汁、豚の肩バラ肉などの動物系に、自家製の飛び魚の焼き干し、煮干し、節などの魚介系を合わせた清湯ベースの醤油味で、選べる油分は多めのこってりです。
しっかりとした丸鶏のダシ感に、チャーシュー用の肩バラ肉で豚の旨みを重ねた盤石な動物系に加えて、アゴ出汁や煮干し、節などの魚介系もキッチリと主張するバランスの良いダブルスープ♪
「こってり」を選択したので油分が表面をコーティングしていますがしつこさはなく、動物系のコクが確実にブーストされています。合わせる醤油ダレは油分量に合わせて少し強めな印象。
個人的には琴平荘の中華そばは出汁の旨味をより堪能できる「あっさり」が好みですが、今シーズンのスープだと「こってり」の方が分かりやすくて美味しいかもしれません！
麺は自家製の中太縮れ麺で程よいコシがありモッチリな食感。やはり表面の凸凹感が強めでランダムな形状で、少し細めな印象を受けました♪
具は肩バラ肉チャーシュー、メンマ、ネギ、海苔。
途中から添え付けの醤油ダレを投入して濃いめに味変！
中華そば処の中華そば塩
中華そば塩 850円
スープは丸鶏主体の鶏出汁、豚の肩バラ肉などの動物系に、自家製の飛び魚の焼き干し、煮干し、節などの魚介系を合わせた清湯ベースの塩味で、平日と土曜に提供している中華そば。
丸鶏を感じる鶏のしっかりとしたダシ感に加えて、チャーシュー用の肩バラ肉で豚の旨みを重ねた動物系に、アゴ出汁や煮干し、節などの魚介系もふわりと香るこれぞ琴平荘なダブルスープ♪
タレ由来と思われるアサリなどの貝系がソッと寄り添うように彩りを加える塩味の中華そば特有の旨みが感じられ、適度に浮いた香味油で動物系のコクが底上げされます。
白ゴマの風味のアクセントも心地よく、ネギ薬味効果も爽快に香ります。中華そば塩は昨年も食べてますが、これ関しては前シーズンの方が僅差で好みでした！
麺は自家製の中太縮れ麺で程よいコシがありモッチリな食感♪
具は肩バラ肉チャーシュー、メンマ、ネギ、海苔、白ゴマ。
途中から着丼時に添えられた塩ダレを投入して濃いめに味変！
旨い!(b^ー°)
ごちそうさまでした🍜
中華そば処 琴平荘の店舗情報やアクセス
電話：0235-73-3230
住所：山形県鶴岡市三瀬己381-46
定休日：木曜日(祝祭日の場合は営業)
営業時間
11:00～14:00
※10/1～5/31の期間限定営業
席数：48席
4名掛け座敷テーブル×12
駐車場：50台(店舗敷地周辺)
最寄りの交通機関など
三瀬駅から1270ｍ
バス停→三瀬から320ｍ
