弥助そばや@秋田県雄勝郡羽後町
この日は羽後町でのランチタイム。最近は仕事が増えて来て、羽後町周辺でラーメンを食べる機会がチラホラと増えて来ました。羽後町は蕎麦どころであると同時に、ラーメンを提供する飲食店が意外と多いので、開拓し甲斐があります♪
ちなみに今までラーメンを食べた羽後町の蕎麦屋は「そば処 柏木」「信太そば」「小太郎そばや」なので「弥助そばや」で4店舗目。もちろんラーメンだけではなく、名物の「冷がけそば」も頂きます!
弥助そばやのローカルルールなど店の特徴
1818年に創業。
初代店主・弥助さんが蕎麦の発祥とされる大坂(大阪)の砂場で修業し、故郷である秋田・西馬音内に持ち帰り開業。
羽後町西馬音内のご当地グルメである、布海苔をつなぎに使った蕎麦を冷たい汁で提供する「冷がけそば」の元祖。
店内に3名掛けの待ち合い席あり。
壁貼り&添え付けのメニューを見て口頭でオーダー。
テレビが設置されてます(訪問時は不使用)
小上がりテーブルがあるのでお子様連れでも安心。
弥助そばやのメニューなど
弥助そばやの元祖ひやかけ
元祖ひやかけ 648円
スープはカツオ節、昆布などの魚介乾物系と思われる冷製仕立ての和風醤油味で、羽後町西馬音内に伝わるご当地グルメ「ひやかけそば」の元祖である一品。
程よく冷やされたスープはカツオ節の芳香な風味に加えて、昆布が旨みをグイグイ押し上げる純和風テイストで、ツナギの布海苔効果かはたまた昆布由来か分かりませんが、ヌルヌルでややトロミがついていた口当たり♪
醤油の風味はしっかり効いてますが柔らかく、スープ単独だとやや濃いめな感じもしますが、独特の麺の風味と一体になる事で、奥ゆかしい美味しさを堪能できます。
元々は麺肌が滑らかではない麺ですが、このトゥルトゥルな潤滑スープによってズバズバ啜れるので、その喉ごしの良さも相まって、麺を食べた時に体感的な旨みが上がるギアチェンジも素晴らしいです!
麺は自家製の中細~中太の太さがランダムな麺で、長さもマチマチな独特の形状。粉は二八の配合で、手打ちしたものを包丁で切っているそうですが、麺単体だと少しモサッとした口当たりですが、滑らかスープとの相性がバッチリで、濃いめなスープも相まってフワリと甘さを感じます♪
具はネギのみとシンプル!
途中から添え付けの唐辛子を投入してピリ辛に味変♪
自家製と思われる漬け物も美味しく頂きました!
弥助そばやのラーメン
ラーメン 648円
スープは鶏ガラなどの動物系+乾物系と思われる清湯ベースの醤油味で、黄金色の鶏油がキラキラと表面に輝く、これぞ蕎麦屋といった感じの和風醤油ラーメン。
しっかりとした鶏のダシ感がベースにありつつ、ややオイリーさを感じさせる鶏油が鶏風味をキッチリ押し上げていて、バランスとしては完全に鶏が主役となったノスラーといった全体像♪
カエシは蕎麦と同じものを合わせているかもしれませんが、乾物系のアシストもしっかりで、旨み&塩分の入れ方も絶妙なチョイ甘でコク旨な味わい。
後半はやや塩気の輪郭がクッキリになりますが、その塩味(えんみ)でキレが良くなる感じで、総じて蕎麦屋のサイドメニュー感がなく、名物の冷がけそばとキッチリ肩を並べれるハイクォリティーな逸品です!
麺は中細ストレート麺でツルツル・ムチムチな食感。デフォルトで柔らかめな麺ですが、鶏油のコーティングも相まって、それを感じさせる前にバキュームしてしまう引きの強さがあります♪
具はチャーシュー、メンマ、ネギ、海苔、ナルト。チャーシューは分厚くて大判なものが、デフォルトで2枚トッピングの太っ腹仕様。噛めばミシッとした歯応えがあり、肉の旨みもしっかりでマイウー!
こちらにも漬け物が付いてくるので結構腹一杯に(笑)
会計時に創業200周年のボールペンをもらいました。ひやかけも美味しいですが、ラーメンも秋田県南屈指のノスラーだと思います♪
旨い!(b^ー°)
ごちそうさまでした🍜
弥助そばやの店舗情報やアクセス
電話:0183-62-0669
住所:秋田県雄勝郡羽後町西馬音内本町90
定休日:不定休
営業時間
11:00~14:00頃
※蕎麦がなくなり次第終了
席数:25席
カウンター×2
2名掛けテーブル×1
4名掛けテーブル×2
5名掛けテーブル×1
4名掛け小上がりテーブル×2
駐車場:5台位(店舗向かい側の川沿いの小路を入って左側)
最寄りの交通機関など
湯沢駅から9190m
バス停→北都銀行角から120m