いずみ食堂@秋田県横手市十文字町
突然ですが「十文字中華そば(ラーメン)」のWikipediaの説明を要約して書くと「魚介系に特化したアッサリ醤油清湯」+「無かん水の細縮れ麺」という事になるかと思いますが、この条件に合致するのは「マルタマ」「丸竹食堂」「三角そばや」等のいわゆる「御三家」と称される店舗+αだと思われます。
正確に言えば丸竹食堂は「微かん水」らしいですし、更に言うならば「ほぼオイルフリー」という特徴も御三家には加わるのかなと。ただし、地元民によるとマルタマを元祖とする御三家に加えて、地元に根付いたラーメン全般を「十文字中華そば(ラーメン)」と捉えていて、商工会発行の冊子には豚骨や鶏の白湯がメインのお店も紹介されています♪
これは喜多方ラーメンが「基本的には醤油ベースだが味もスープも各店舗によって千差万別」というのに近い感覚だと思いますが、手始めに「地元に根付いたあっさり醤油ラーメン」を「十文字中華そば(ラーメン)」として、今後チャンスがあれば紹介して行きたいと思います!
いずみ食堂のローカルルールなど店の特徴
以前は横手市の平鹿町にて営業してましたが、時を経て現店舗にて2010年に創業。
店舗前に2名掛けの待ち合い席あり。
豚ロースを焼いて薄焼き玉子で閉じてピカタ風にした上から、特製洋風ジンジャーソースをタップリ掛けた「いずみオリジナルしょうが焼定食」が看板メニュー。
壁貼り&添え付けのメニューを見て口頭でオーダー。
平日ランチタイム(11:30~14:00)はセルフサービスでコーヒー無料。
「あきた子育てふれあいカード」の協賛店で、カードを提示するとお子様にキャンディもしくはお菓子のプレゼントあり。
漫画&テレビが設置されてます。
小上がりテーブルがあるのでお子様連れでも安心。
いずみ食堂のメニューなど
いずみ食堂の比内地鶏しょうゆラーメン
比内地鶏しょうゆラーメン 650円
スープは比内地鶏を使用した鶏出汁主体の清湯と思われますが、旨み&塩分がパツーン決まった塩気が効いた醤油味。
ビジュアル的にも濃いめな色合いですが、醤油が濃い口と言うよりも塩分がキリッと立ったしょっぱめな味わいで、十文字ラーメンの中ではなかなか攻め込んだ塩分濃度♪
時間の経過と共に旨み&塩分の輪郭が更にクッキリになりますが、ダシ感やカエシの主張も含めて、十文字御三家とは差別化を図っている全体像。
なので「御三家はあっさり過ぎる」と考えている、地元十文字町の濃厚民族ラーメンフリークの受け皿に成り得る一杯かも。比内地鶏にスポットライトを当てている辺りも面白いです!
麺は中細縮れ麺で程よいコシがありスル・プチな食感。かん水をあまり感じない十文字らしい細麺です♪
具はチャーシュー、メンマ、ネギ、ワカメ、麩。ももチャーシューはミシッとした歯応えがあり、メンマはクニャッとした食感。麩はスープを極限まで吸わせて最後に美味しく頂きました!
途中から添え付けの唐辛子を加えてピリ辛に味変♪
今回は十文字ラーメンとしてイメージしやすいアッサリ醤油ラーメン狙いでしたが、店推しと思われる餡掛けの「いずみラーメン」や、看板メニューである「いずみオリジナルしょうが焼定食」も食べてみたいです!
ごちそうさまでした🍜
いずみ食堂の店舗情報やアクセス
電話:0182-42-3734
住所:秋田県横手市十文字町梨木沖野12-1
定休日:不定休
営業時間
11:30~14:00
17:30~21:00頃
※材料がなくなり次第終了
席数:58席
カウンター×6
8名掛けテーブル×2
6名掛け小上がりテーブル×6
駐車場:15台位(店舗敷地内)
最寄りの交通機関など
十文字駅から1460m
バス停→道の駅十文字から680m