大来軒 中央支店@山形県酒田市中央東町
お久しぶりの麺友を交えての東北鯨飲馬食ツアー。1軒目は山形県酒田市にあるこちらへ現地集合にて合流しました。メンバーは山さん、ワラさんに加えて自分は初顔合わせのお二人の計5名で、自分的にはこの日の1杯目でしたが、他の4人は琴平荘→ケンちゃんラーメン大山支店からの〜3軒目という庄内では鉄板とも言うべきラインナップです♪
山さんとは4ヶ月ほど前に大館市〜鹿角市〜秋田市を食べ歩きつつ、一緒に「日本料理 たかむら」で飲んだのでそこまで間は空いてないですが、ワラさんは去年の2月以来なので一緒に食べ歩くのはかなり久しぶり。個人的に大来軒の中央支店は初訪でしたが、皆さんはワンタンメンをオーダーしたので、自分はサッポロラーメンにしてみました!
大来軒 中央支店のローカルルールなど店の特徴
1930年に創業した酒田のラーメンの草分け的な存在の店。
店舗は戸野町(現・酒田市相生町)→柳小路(現・酒田市中町)に移り、終戦の直前に物資不足で一時閉店するも1949年に酒田市中央東町へ移り営業を開始。
2003年12月に後継者不足で「大来軒 本店」としては閉店するも2004年に「大来軒 中央支店」としてリニューアルオープン。
2012年1月にまた閉店状態となりましたが2013年6月1日に復活して営業を再開。
「大来軒の本店最後の弟子」と言われる店主さんが腕を振るう店。
壁貼り&添え付けのメニューを見て口頭でオーダー。
季節限定メニューの提供あり。
連食者&お子様連れには嬉しい「各種小盛 50円引き」があります。
雑誌&テレビが設置されてます。
小上がりテーブルがあるのでお子様連れでも安心。
支払いは現金のみ対応。
大来軒 中央支店のメニューなど
大来軒 中央支店のサッポロラーメン(味噌味)
サッポロラーメン(味噌味) 750円
スープは豚骨などの動物系+煮干し、昆布などの魚介乾物系と思われる味噌ベースで、そこに野菜を合わせて煮込んでから、チャーシュー&コーンなどの後乗せ具材をトッピングした野菜味噌ラーメン。
ほんのりとした豚骨などの動物系の下支えがありつつも、煮干し、昆布などの魚介乾物系優位な酒田のラーメンらいし味の構成で、油分がほとんど浮いていないあっさりなシャバ味噌スープ♪
それ故にニンニクなどの香味野菜の風味がピシッと決まっていて、適度にパンチ力を付与していますが、土台となる魚介乾物系のダシ感は揺るぎない芯のある味わい。
クタクタに煮込まれた野菜のナチュラルな甘みも実に心地よく、味噌ラーメンの中ではかなりライトな部類ですが、全く物足りなさは感じません。なので「サッポロラーメン」というよりは「これぞ酒田の味噌ラーメン」なイメージです!
麺は自家製の中太縮れ麺でチョイ柔でモッチリとした食感。表面がザラっとした大来軒らしい手打ち麺です♪
具はチャーシュー、ネギ、ニンジン、キャベツ、モヤシ、コーンなど。
大来軒 中央支店のワンタンメン
ワンタンメン 750円
スープは同じく豚骨などの動物系+煮干し、昆布などの魚介乾物系+野菜と思われる清湯ベースの醤油味で、そこに薄皮ワンタンをトッピングした店の人気メニュー。
あっさりとした豚骨などの動物系の下支えがありつつ、煮干しなどの魚介系がふわりと香る軽快な飲み口で、昆布などの乾物系でさり気なく旨みを底上げしているイメージ♪
ほとんど油浮きがない上に塩分も抑え気味な身体に優しい味の設計で、野菜のナチュラルな甘みを感じる優しい味わい。自分がオーダーしたサッポロラーメン以上に野菜の上品な風味がキラリと光ります。
合わせる醤油ダレも薄口・淡麗ながら物足りなさは皆無で、じんわりとしたダシ感の中にほのかな酸味と塩気があり後味はスッキリ。大来軒本店に思いを馳せる堪らないノスラーです!
麺は同じく中太縮れ麺でチョイ柔でモッチリとした食感。表面の凸凹が特徴的な手打ちの自家製麺です♪
具はチャーシュー、メンマ、ネギ、ワンタン。ワンタンは完全にトロ・フワな皮が主役の酒田らしい「雲呑」です!
旨い!(b^ー°)
ごちそうさまでした🍜
大来軒 中央支店の店舗情報やアクセス
電話:0234-22-3701
住所:山形県酒田市中央東町1-51
定休日:元旦、水曜日
営業時間
11:00〜14:30
席数:27席
カウンター×3
4名掛けテーブル×4
4名掛け小上がりテーブル×2
駐車場:6台(店舗前に3台、店舗前の道路を挟んで向かい側に3台)
最寄りの交通機関など
酒田駅から590m
バス停→御成町から100m