大丸食堂@岩手県和賀郡西和賀町湯本
この日はそれほど遠くには行きたくないが、せっかくの休みなので県外には行きたい気分だったので、岩手県西和賀町にある数年来の宿題店へようやく初訪問。未だに2021年5月の地震の影響で国道107号線が全面通行止めになっていて、秋田県側からは下道で普通に行けますが、北上市からは秋田道を迂回して行かねばならない状況が続いています。
昼11:30チョイ前に到着で、訪問時は満席ではないものの地元住民がコンスタントに訪れていて、自分が店を出る時にはほぼほぼ満席状態という賑わいぶりでした。メニューはラーメン、焼きそば、うどん、そば等の麺類に定食、丼、カレーライス、チャーハン、チキンライスなどのご飯もの+一品料理というなかなか豊富なラインナップ。今回は店の名物である舞茸ラーメンとゴマみそゼンマイ焼きそばをオーダーです!
大丸食堂のローカルルールなど店の特徴
1957年(昭和32年)に創業。
約20年前に考案した「ゴマみそゼンマイ焼きそば」や地元産の舞茸を使った「舞茸ラーメン」が名物の老舗食堂。
予約表はないので満席時はそのまま行列に接続。
壁貼り&添え付けのメニューを見て口頭でオーダー。
季節限定メニューの提供あり。
漫画&テレビが設置されてます。
小上がりテーブルがあるのでお子様連れでも安心。
テイクアウトメニューあり。
支払いは現金のみ対応。
大丸食堂のメニューなど
大丸食堂の舞茸ラーメン
舞茸ラーメン 750円
スープはカツオ節、昆布などの魚介乾物系主体と思われるやや混濁した塩ベースで、炒めた豚肉や野菜に加えて、地元産と思しきタップリの舞茸を炒めて一緒に煮込んだ一品。
じんわりとしたカツオ節、昆布などの魚介乾物系のダシ感がありつつ、表面に浮いたゴマ油がふわりと香る和風テイストで、まろやかに塩味(えんみ)を効かせた身体に優しい味の構成♪
そこに炒めた具材の豚肉の旨みや野菜のナチュラルな甘みが溶け込んでいてスープにコクを加えつつ、舞茸の旨味エキスも抽出された、どことなく鍋物を想起させる親しみやすい味わい。
カイワレのほんのりとしたビターさやワカメの磯風味も心地よく、舞茸は具材としてだけではなくスープの旨みの構成要素としても存在感があり、程よいアクセントをもたらしていています。これは老舗の食堂らしい一杯です!
麺は中細縮れ麺でチョイ柔でツル・プチな食感。優しいスープと柔らかめに茹でられた麺の相性もバッチリ♪
具は豚肉、メンマ、ネギ、ニンジン、キャベツ、モヤシ、マイタケなど。舞茸はシャキッとした歯応えでマイウー!
大丸食堂にゴマみそゼンマイ焼きそば
ゴマみそゼンマイ焼きそば 700円
タレは練りゴマや味噌などを合わせたと思われる甘めな味わいで、調理工程で軽くスープでのばしているかとは思いますが、汁気はかなり少なめな仕上がり♪
味付けは「辛味が全くないまろやかな汁なし担々麺」もしくは「酸味皆無なほんのりゴマ味噌風味のナポリタン」といった感じの独特な味わいで、何ともユニークな焼きそばです!
麺は中細ウェーブ麺でややモソッととした口当たり。タレや具材が絡みまくりで「焼きそば」というよりは「汁なしまぜそば」な感じがしました♪
具は豚肉、ゼンマイ、ニンジン、タマネギ、ニラ、モヤシ、紅生姜など。ゼンマイは地元で採れたものを乾燥させたもので歯応えがあり、紅生姜が甘めな味付けの中で爽快に映えます!
途中から添え付けの唐辛子をワサッと投入して辛めに味変♪
クセ旨!(b^ー°)
ごちそうさまでした🍜
大丸食堂の店舗情報やアクセス
電話:0197-84-2716
住所:岩手県和賀郡西和賀町湯本30地割52-5
定休日:月曜日(月曜が祝日の場合は営業して翌火曜休み)
営業時間
11:00〜14:00
17:00〜20:00
席数:29席
5名掛けテーブル×1
6名掛けテーブル×1
4名掛け小上がりテーブル×3
6名掛け小上がりテーブル×1
駐車場:4台位(店舗前)
最寄りの交通機関など
ほっとゆだ駅から4570m
バス停→佐々木内科小児科医院前から30m