十八番@秋田県能代市追分町
能代食べ歩きの1軒目は久しぶりにこちらへ。前回が2017年3月だったので2年2ヶ月ぶりの訪問です。店名は「十八番」と呼称されるのが一般的ですし、各種メディアやラーメン本にも同じように記載されていますが、改めて見ると外の看板や店内の貼り紙には「ラーメン 十八番」の表記があったので、本来はそれが正式な店名なのかも。
ちなみに近くにある駐車場の看板は「十八番ラーメン」になってます。11:10に到着でほぼ満席状態ながら、セルフ相席システム発動で待ちなく着席。以前は4名掛けだったテーブルもソーシャルディスタンスで3名掛けになってました。前回訪問時には複数で全メニューをシェアしたので、今回は個人的に原点回帰の醤油をオーダーしてみました!
十八番のローカルルールなど店の特徴
1968年に創業。
秋田のご当地「十八番系ラーメン」の元祖。
営業開始の11:00前でも入口が開いていたら店内に入って店員さんがオーダーを取りに来るのを座って待つシステム。
店内に空席がある場合は厨房で注文をしてから席に座る。
店内満席で行列の場合は最初に店内に入って、左奥の厨房で注文してから行列に並ぶ(予約表の記載などはありません)
注文する際には種類、麺量、自分の名字を明確に伝える(「醤油の並を一つ。○○です」といった感じ)
壁貼りのメニューを見て口頭でオーダー。
メニューは「醤油」「塩味」「味噌」の三種類のラーメンのみ。
以前はラー油のボトルキープがありましたが、現在は50円でトッピングするシステム(まだ何本かラー油があるので超常連さんはボトルキープかも)
店員さんに促されるまでもなく相席は必至。
小上がりテーブルがあるのでお子様連れでも安心。
十八番のメニューなど
前回記事(味噌&醤油&塩味をシェア)はこちら
十八番・訪問4回目
十八番の醤油
醤油(並) 700円
スープは鶏ガラなどの動物系に煮干し、カツオ節、昆布などの魚介乾物系+野菜などから抽出した清湯ベースの醤油味で、そこにピーナッツや摺りゴマを加えて、カットレモンを浮かべた秋田ご当地・十八番系ラーメンの元祖の醤油ラーメン。
しっかりとした鶏ガラなどの動物系のダシ感にカツオ節、煮干しなどの魚介系がアシストするあっさりとした味わいで、昆布などの乾物系が旨みを底上げしているイメージ。油分も適度に浮いてますが、ほのかに感じる酸味で後味はスッキリ♪
時折感じるチャーシューの薫香がふんわり心地よく、ワイルドに切られたネギの香味とスープの相性もバッチリ。表面に浮いた擦りゴマやナッツも程よいアクセントになっていて、麺に絡むことで食感と共にさり気なくスープに風味を重ねています。
途中からトッピングのカットレモンを絞れば、もともと軽快なスープが更に爽やかな味加減に。これぞ十八番といった味の変化です。改めてじっくりと醤油を食べましたが、もちろん先代の味が本流であるのは大前提として、個人的には今の娘さんの味も好みです!
麺は地元・能代市の鍋谷製麺の細縮れ麺で程よい歯応えがありコリ・プチな食感。チリチリとウェーブした麺はスルスルと啜り心地も良く、スープとの相性もバッチリ♪
具はチャーシュー、メンマ、ネギ、カットレモン、海苔、砕いたピーナッツ、摺りゴマなど。小ぶりながらスモーク感のあるチャーシューがマイウー!
途中から十八番系ラーメン定番の酢を投入して更にスッキリに味変♪
旨い!(b^ー°)
ごちそうさまでした🍜
十八番の店舗情報やアクセス
電話:0185-52-7535
住所:秋田県能代市追分町2-50
定休日:水曜日、土曜日、日曜日、祝日、年末年始、お盆
営業時間
11:00~14:00
※10:30頃にはオープンして準備が出来次第提供開始
席数:32席
3名掛けテーブル×4
4名掛け小上がりテーブル×5
駐車場:5台(店舗に向かって右側40mの駐車場①~⑤)
最寄りの交通期間など
能代駅から520m
バス停→追分町から80m