おとも苑食堂@秋田県能代市(高齢者交流センター おとも苑内)
なかなか開拓が進まない能代市での食べ歩き。かねだ食堂(金田食堂)からの〜中華料理店 リトルチャイナからの〜3軒目は、「能代山本広域市町村圏組合 高齢者交流センター おとも苑」内にある「おとも苑食堂」へ行って来ました。文字通り公共施設内の食堂ですが、衝撃的なラーメンが提供されているという情報を麺太郎教授から得ていたので、訪問を楽しみにしてました♪
メニューはラーメン、そば、うどん等の麺類に定食、丼、カレーライスなどのご飯ものが揃う食堂らしいラインナップ。その中でも特に、店主さんが能代市通町で経営していた「どすこい」という大衆食堂でも、その後に13年間委託運営した能代市役所の食堂でも常に人気だった、ボリュームのある「唐揚げ定食」が看板メニューのようですが、今回は食べ歩き3軒目なので流石に店内連食は断念しました。なので初志貫徹で「とんちゃんラーメン」のみを迷わずオーダーです!
おとも苑食堂のローカルルールなど店の特徴
2016年6月1日に創業。
店主さんは能代市通町で「どすこい」という大衆食堂を経営(1992年〜2001年)した後、能代市役所の食堂を13年間委託運営した経歴の持ち主。
秋田のご当地「油田系ラーメン」に準ずるとんちゃんラーメンを提供。
食堂のみの利用の場合は入館料は無料。
壁貼りのメニューを見て口頭でオーダー。
店内に入って正面にあるレジで先に注文・支払いをする前金制。
オーダーした商品が呼ばれたら自分で取りに行くセルフスタイル。
ライスの量は大盛り・特盛(茶碗2杯分)に無料で変更可能(おかわりは不可)
季節限定メニューの提供あり。
食事をするとセルフサービスで厨房に向かって右側に設置のコーヒーが無料。
子供用イスが完備されているのでお子様連れでも安心。
食べ終わった食器は返却口へ返すセルフスタイル。
おとも苑食堂のメニューなど
おとも苑食堂のとんちゃんラーメン
とんちゃんラーメン 680円
スープは豚骨、背脂などの豚素材を煮込んだ動物系主体と思われる微妙に混濁した醤油ベースで、仕上げにタップリの背脂を浮かべたコッテリ豚骨ラーメン。事前に情報を得てはいましたが、本当に高齢者交流センター内の食堂でこれを提供しているとは(笑)
ファーストインパクトは表面に浮いた背脂由来の甘さを伴った豚風味で、後から油膜の下に潜んだ豚骨のダシ感が追いかけてくる豚炸裂な味加減。チャーシューの漬けダレも加えているのかコク甘なカエシにも豚の香味を感じる豚の波状攻撃♪
お店が意識しているかは不明ですが、これは正に湯沢市を中心に秋田県南に存在するご当地「油田系ラーメン」の振り切った味の構成そのもの。横手市「そうま」のスープに秋田最強こってりとも称される湯沢の「プレコ」の背脂感を合わせたようなイメージ。
後半はタップリの背脂と濃い甘な醤油スープが馴染んで更にコクのあるまろやかな味わいに変化。ここまで来るとケミカルパワー全開にして、極太麺&野菜こんもりトッピングもありだと思いますが、そうしない所にこそこだわりを感じる油田系ラーメンです!
麺は中細縮れ麺で程よいコシがありツル・プリな食感。スープをレンゲで麺に掛けて食べれば、背脂絡みまくりのコッテリ感が増し増しなアブラギッシュ麺に♪
具はチャーシュー、メンマ、ネギ。背脂の下に沈んだバラ肉チャーシューは箸で持てない位にトロ柔でマイウー!
こってりラーメンの合間に食べるシラタキ、ベーコン、キュウリ、ワカメの酢の物の清涼感が最高の箸休めでした♪
食後に無料のコーヒーも美味しく頂きました。名物の「からあげ定食」も必食ですし、提供スタイルが気になる「ちゃんぽんラーメン」も食べたいので早急に再訪せねば!
旨い!(b^ー°)
ごちそうさまでした🍜
おとも苑食堂の店舗情報やアクセス
電話:0185-58-5295
住所:秋田県能代市字腹鞁ノ沢19-10 おとも苑内
定休日:月曜日、月2回日曜日ほか(高齢者交流センター おとも苑の休館日に準ずる)
営業時間
11:30~15:00
※日曜日は11:00〜15:00で営業
席数:28席
4名掛けテーブル×7
駐車場:53台以上(施設入口左側の駐車場①に13台位、向かい側の車庫脇にある駐車場②に10台以上、施設入口右側奥の駐車場③に30台以上)
最寄りの交通機関など
東能代駅から2070m
バス停→おとも苑から5m