さんくるげ@福島県田村市滝根町
久しぶりに泊まり掛けの福島遠征。自家製麺うろたからの〜麺屋しん蔵からの〜Curry & Noodle Thai Ginger(カリー&ヌードル タイジンジャー)からの〜4軒目は、土日祝が定休日になってハードルが上がりまくったこちらへ♪
たまたま平日が休みになったので、その瞬間にここを絡めた福島遠征が決まってしまった訳です。目的のラーメンはオープン直後には提供されていなかった「辛いらぁ麺」と「塩煮干らぁ麺」の2種類。この日はもう1軒行かねばならなかったので、頼もしい麺友に同行してもらい訪問しました!
さんくるげのローカルルールなど店の特徴
2019年4月22日に創業。
店舗は店主さんの実家である「みちのく鮨」を改装してオープン。
店主さんは東京都護国寺「ちゃぶ屋」、表参道「MIST」、大塚「鳴龍」などで修行した経歴の持ち主。
店名の「さんくるげ」は福島の方言で「ひっくり返す」という意味で亡くなった店主さんの母親の口癖に由来。
店舗情報はホームページ・Facebookページ・Instagramで発信。
通常メニューで7:00から営業の朝ラー店。
店内に入って左側にある券売機で食券を購入。
テレビが設置されてます。
小上がりテーブルがあるのでお子様連れでも安心。
支払いは現金のみ対応。
さんくるげのメニューなど
前回記事(生醤油らぁ麺&塩らぁ麺&たんたん麺&替玉をシェア)はこちら
さんくるげの辛いらぁ麺
辛いらぁ麺 850円
スープは会津地鶏の丸鶏、牛骨などの動物系+鯛、牡蠣などの鮮魚系と思われる醤油清湯である「生醤油らぁ麺」をベースに、唐辛子、花椒、ブラックペッパーなどの香辛料を加えて仕上げたスッキリとした辛痺ラーメン。
しっかりとした鶏、牛骨などの動物系の旨みを土台として、唐辛子の鮮烈な辛味や花椒の爽快な痺れ、ブラックペッパーのスパイス感がバチバチに決まった辛痺スパイシーな味わいで、酢と思われる酸味を適度に効かせる事で、酸辣湯っぽいニュアンスも感じるサッパリとした飲み口♪
カラシビの奥に見え隠れする醤油ダレのキレ味の良さも絶妙な塩梅で、大量の白髪ネギ&青ネギの薬味としての仕事ぶりもキッチリと存在感を発揮。これはこちらの全メニューの中で、中毒性という意味では随一かも。
秋田県民的に表現するならば、こちらの店主さんと修行先が同じで兄弟弟子でもある「柳麺 多むら」の惜しまれつつも閉店してしまった2号店・外旭川店のカラシビらぁ麺に全体像は近いですが、もっと旨みや辛痺にメリハリのある振り切った味の設計です!
麺は自家製の中細ウェーブ麺で程よい歯応えがありコリ・プツな食感。プツンと歯切れの良い麺で、後半はしなやかな口当たりに変化♪
具は刻みチャーシュー、白髪ネギ。青ネギ、糸唐辛子など。
さんくるげの塩煮干らぁ麺
塩煮干らぁ麺 800円
スープは鶏などの動物系+煮干し、昆布などの魚介乾物系と思われる清湯ベースの塩味で、とろろ昆布をトッピングして山椒を散らしたセルフ味変スタイルの煮干しラーメン。
まずは混ぜずにスープを飲むと、ほんのりとした鶏などの動物系の下支えはあるかとは思いますが、味として前面に出ているのは素材感を如実に感じる煮干しなどの魚介系のダシ感で、昆布などの乾物系が脇を硬める盤石な味の構成♪
ドッシリとした分厚い旨みに呼応するかのように塩味(えんみ)もしっかりと感じる淡麗スープで、こちらの全メニューの中でも間違いなくパンチのある部類かと思います。
表面に浮いた山椒の痺れアクセントも実に心地よく、時間の経過と共に具材のとろろ昆布の出汁がスープにジワジワと浸透して、尻上がり的に旨味が増す味の設計もお見事。これはまたクセになるニボラーですね!
麺は同じく自家製の中細ウェーブ麺で程よい歯応えがありコリ・プツな食感。たんたん麺と同じ麺かと思いますが、塩煮干しスープとの相性もバッチリです♪
具はチャーシュー、メンマ、とろろ昆布。
個人的にはここのラーメンの中では「塩らぁ麺」が最高位に位置するのは変わりませんが、次にお勧めと聞かれれば返答出来ないくらい、全メニューにスキがないです!
絶品!(b^ー°)
ごちそうさまでした🍜
さんくるげの店舗情報やアクセス
電話:0247-78-2552
住所:福島県田村市滝根町神俣梵天川52
定休日:土曜日、日曜日、祝日
営業時間
7:00〜12:00
※6/1より上記営業時間に短縮
席数:8席
カウンター×4
4名掛け小上がりテーブル×1
駐車場:5台(店舗に向かって左側50mにあるニ瓶三治郎商店の駐車場の川沿い側の5台分)+店舗から150mの神俣駅前にある市営無料駐車場に30台以上駐車可能
最寄りの交通機関など
神俣駅から140m
バス停→JR神俣駅から180m